ウィッチンケア第5号からの寄稿者・作詞家の谷亜ヒロコさんの今号(第16号)への寄稿作〈大人の友達の作り方〉には、不肖私(←発行人)もちょろっと登場しています。〝この本を主宰する多田さんだって、パソコン通信時代からのお付き合いだ〟...ですねえ、ダイヤルアップモデムで草の根パソコン通信に繋いで...おっと、そういう話じゃなかった。とにかく本作、友達づくりに関してとても実践的な提案が、ご自身の体験とともに紹介されています。そういえば、少し前に見たアベプラでも、田村淳やパックンが友達は必要かどうかについて議論していたけれども「友達がいる/いない」「友達ができる/できない」って、時代のホットなトピックなのかな? たしかに、谷亜さんも〝私の親の世代は良かった。会社員の父親は、会社内の人とだけ付き合っていれば人間関係は完結。定年した後も定期的に集まっていた〟と書いていますが、時代とともに個々の帰属意識みたいなものは、希薄になってきているような。


ウィッチンケア第16号(Witchenkare VOL.16) 発行日:2026年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:272ページ/定価(本体2,000円+税)
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:272ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-8-6538-180-1 C0095 ¥2000E
以前あるアーティストのライブ手伝いで名古屋へ行った時のこと。ファンの方々にライブが終わった遅い時間でも、会場近くに開いてるお店があるか聞いたところ「これから私たちが行くお店がありますよ」と言うんで、てっきり居酒屋さんかと思ったら、高級イタリアンだった。ファンの方はもう立派な大人の女性ばかりなのだから、高級な店に行くことは普通だろうが、私が「ライブの打ち上げ=居酒屋」という古い考え方だったから、ちょっとびっくりした。事務所の社長が「こんなにいい店で集まってるなら、ファンクラブの会費を値上げしよう」と美味しい牛肉を食べながら呟いていた。
そう、年を取ってからの友達は金銭感覚が近くないとお話にならない。推し活は日本だけにとどまらず、世界各地へ行くことも多く、ご飯からタクシー代、ホテルまで平等に割り勘で払わないと、お仲間になれない。同じ推しに同じ金額を払える人たち。それは価値観が近いということだ。
そう、年を取ってからの友達は金銭感覚が近くないとお話にならない。推し活は日本だけにとどまらず、世界各地へ行くことも多く、ご飯からタクシー代、ホテルまで平等に割り勘で払わないと、お仲間になれない。同じ推しに同じ金額を払える人たち。それは価値観が近いということだ。
~ウィッチンケア第16号掲載〈大人の友達の作り方〉より引用~
谷亜ヒロコさん小誌バックナンバー掲載作品:〈今どきのオトコノコ〉(第5号&《note版ウィッチンケア文庫》)/〈よくテレビに出ていた私がAV女優になった理由〉(第6号)/〈夢は、OL~カリスマドットコムに憧れて~〉(第7号)/〈捨てられない女〉(第8号)/〈冬でもフラペチーノ〉(第9号)/〈ウラジオストクと養命酒〉(第10号)/〈鷺沼と宮前平へブギー・バック〉(第11号)/〈テレビくんありがとうさようなら〉(第12号)/〈ホス狂いと育児がほぼ同じだった件〉(第13号)/〈フィジカルなき今〉(第14号)/〈折田さんは自分推し。〉(第15号)
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