2022年は「えっ!?」とか「うっ...」とか、言葉に詰まるようなできごとが公私ともに多かった印象があります。
「えっ!?」は...たとえば2月、ウィッチンケア第12号の編集作業が大詰めに近づいたころにロシアがウクライナへの軍事行動を開始。そして、たとえば7月、参議院選挙の終盤に安倍晋三元首相の銃撃事件。この日、私は午前中に銀行へ行く用事があって、その帰りにパンを買おうと思ってクルマを走らせていました。ラジオはTBS「ジェーン・スー 生活は踊る」。たしか、臨時ニュースが挟み込まれて、柴田秀一アナウンサーが「奈良県の立ち会い演説会で政治家が襲われた」みたいなことを伝えていて、その最後に「撃たれたのは安倍晋三元首相、心肺停止との情報が」と。まだ12時をまわっていなかったと記憶していますが、さすがに耳を疑いました。
「うっ...」のほうは、おもに私的な面であまりよくないことが秋から冬にかけて頻発。周囲の人のありがたさをしみじみ感じた1年でした。具体的なことは...愚痴なので控えるべきですが、でも、ちょっと。11月某日、30日間の免停処分となった私は、朝から府中運転免許試験場で免停講習を受けていました。長らくゴールド免許保持者だったのに、なんで今年(それもほぼ夏〜秋)は警察に好かれてしまったんだろう...まあ、とにかく切り替えて、今年分の厄災を倍返ししてやる2023年になるよう頑張ります!
と、漫然とボヤいてますが、でもよいことも少なからずあったんですよ。一番嬉しかったのは、4月に発行したウィッチンケア第12号を、これまでで最多の読者に届けられたこと。お取り扱いくださった書店の皆様に大感謝です! そしてこの機運を大事にしてさらなるチューンナップを施した第13号を、2023年4月1日に世に送り出そうと思います。どうぞご期待ください!!
そろそろ紅白歌合戦が始まりますが、なんだかんだ言いながら今年も見るんだと思います。知らない人がたくさん。でも、とにかく見てみる。2022年は国内外ともに「おっ!!」と感じる音楽と出会うことが少なくて、「どうせもうオレはアウト・オブ・デイトなんだし」と心寂しく古い曲ばかり聴いていたんですよね。しかし、年末になってちょっと素敵なのを(数ヶ月遅れで)発見。それを貼り付けて今年を締めようと思います。Alvvaysの「Belinda Says」。それではみなさま、よい新年をお迎えください。