2012/03/31

イベント告知&Twitter開始

いよいよ明日がWitchenkare vol.3の正式発売日。思えば長い道のりだったような気もしますが、だがしかし、書籍販売はここからがスタート。引き続きお取り扱い交渉中の書店等もありまして、このへんが編集人と発行人とのちがいかと、実感。

打ち上げ!? いつまで経っても打ち上がりきらない花火のような...いや、桜か。でも、ぱっと咲いて刹那で散るわけにはいきませぬ!

さて、FBページではすでにお知らせしましたが不肖私、下記のイベントに出演致します。

2012年4月15日(日)

「インディーズ文芸誌のつくりかた」

出演:
多田洋一(『ウィッチンケア』編集発行人)
木村重樹(編集者、ライター)
ゲスト出演:
辻本力(『生活考察』編集発行人)
会場:ビリヤード山崎
開場:16:30/開演:17:00
料金:1500円
定員:50名
要予約
インディーズ文芸創作誌『Witchenkare(ウィッチンケア)』vol.3 発刊記念トークイベント。
インディーズ出版の醍醐味から制作ノウハウ、苦労話まで。
聴いて楽しい、読んで愉しい、でも、作るのはもっと面白い!?
※当日の会場受付にて、『ウィッチンケア』vol.1~3、『生活考察』vol.1~3の販売を行います!

西荻ブックマーク」は小誌をお取り扱いいただいている音羽館店主・広瀬洋一さん、vol.3寄稿者の木村カナさんなどが参加している、本に関するイベントをほぼ毎月開催しているグループ。私一人では不安なので、やはり小誌寄稿者の木村重樹さんにも、おつきあいいただくことにしました。そしてゲストの辻本力さん「生活考察」というすばらしい個人誌の発行人(奇しくも最新号が小誌と同じ4/1に正式発売)。

2年前、思い入れだけでウィッチンケアvol.1を制作してしまい、売ってくれるお店を探し回っていました。その際偶然手にとった「生活考察」の第1号には、ほんとうにびっくりしたなぁ。詳しくはイベントで話そうと思いますが、その時点で私が漠然と抱いていた「個人誌のイメージ」を、すでに完成させている媒体に出会っちゃった、という感じ。以後の指針のようなものを、具体的に示されたというか。同年の秋、小誌2号をつくるにあたってどうしても辻本さんの話を聞いてみたくなり、私は個人メールを出しました。そして、新宿の喫茶店でお会いしまして...。

なにを話せばいいのか迷っています。そして自分のやってきたことが正しいのかどうかも、よくわかりません。...だが、しかし、自分の経験や小誌への思いを率直に語ることなら、できる。みなさま、ぜひお越しください!

そして、もうひとつお知らせ。正式発行を前にWitchenkareのTwitterアカウントを取得しました。

https://twitter.com/#!/Witchenkare


まずは小誌や寄稿者等の最新情報を発進していこうと思います。個人的には3種類目のSNSでして(tumblr〜Facebook〜Twitter)、タンブラーの「リブログ」やFBの「いいね!」に慣れている私には「お気に入り」機能がしっくりきています、いまのところ。

ということで、明日には最新の媒体概要をアップ予定。今日はこの強風のなか、渋谷のスタジオででけぇ音出して、仲間とお酒飲んできます〜。

2012/03/23

Witchenkare vol.3と88の言葉

ウィツチンケア vol.3に掲載した22作品にはさまざまな言葉が散りばめられています。その中から88の言葉をちょっと恣意的にピックアップしてランダムに並べ直し、Google上位等でヒットするURLにリンクを貼りました(なぜ、そんなことをするのか?)。下記のいくつかの言葉にぴんときたら、どんな使われ方をしているのか、ぜひ小誌を手にとって確かめてみてください!


スペース・エイジ・バチェラー・パッド孵化装置キャプテン・クランチジャム&スプーンプッチンプリンドラえもんフランケンシュタイン・コンプレックスアヤワスカタージ・マハル音楽団軸組構造ボボ・ブラジル黒電話The Pale Fountainsピロウズ&プレイヤーズカーティス・ルメイミューザックレポマンsequence_02ニュー信州グラスゴーコジマ録音マントラシド・バレット東日本大震災1/f ゆらぎスロッビング・グリッスルチャスとリサ、台所でパンダに会うダラム州ネズミ専用通路こっくりさんバンデットQハル・ウィルナー副手根骨Wendy Smith世界視線トレインスポッティングベルク土取利行便秘すっきりニガリャポニヤプリッツプレカット工法ボング猪野熊コーチホテルニュージャパンBeyond Dance〜踊る先にある世界〜マキタ電機ドラッグストアとんでモン・ペ第一回ワールド・ベースボール・クラシックスムーモールス信号レイヴ・パーティ赤いAIBO会津若松市円堂都司昭占い味覚極楽アバロン・ボールルーム四分三三秒パンダ保護研究センターCs- 137ゴア・トランスポール・ブキャナン太平洋ひとりぼっち常滑焼久松日比谷公園Nonesuch Records桂木文残酷焼きA Walk Across The Rooftops灯火管制セゾン系素人の乱間竿パルス鞘袋ウォルト・ホイットマン香港フラワーニール・キャサディ鶴見済スミソニアン動物園ゲームセンターエリュアール堤防釣りジャニス危険な話

...そして、スミマセン。じつは88のつもりでピックアップして、数えてみたら85しかなくて、発行人の独断で誌面には登場しない言葉を3つ追加。いずれも小誌編集に際して私が大事にしているものですが、さてそれらがどれなのか、わかるほどに熟読していただけたら嬉しい限り。


というわけで、これらの言葉を使ったのは、以下の22名。どうぞよろしくお願い致します。正式発行日が近づいてきました! まだまだ、やらねばならないことがたくさん。

Witchenkare vol.3寄稿者
中野純仲俣暁生久保憲司かとうちあき池本良介小田島久恵武田徹栗原裕一郎浅生ハルミン多田洋一藤森陽子吉永嘉明大西寿男我妻俊樹木村カナ稲葉なおと澤水月友田聡やまきひろみ高橋宏文木村重樹多田遠志

2012/03/13

Witchenkare vol.3先行販売開始!

ウィッチンケア vol.3の先行販売が始まりました。東京都中野区の「タコシェ」さんが、世界最速の紹介文を掲載してくださってます。
http://taco.shop-pro.jp/?pid=41011053

以下は購入可能な、おもな店舗(数日間は随時更新します)。

 <amazon.co.jp>
http://amzn.to/GYX8uC

<東京都/神奈川県/埼玉県>
【港区】青山ブックセンター六本木店
【中央区】八重洲ブックセンター本店Book Cumu朝日新聞本社店
【渋谷区】代官山 蔦屋書店リブロ渋谷店ギャラリー・ドゥ−・ディマンシュ(青山)
【千代田区】東京堂書店三省堂書店神保町本店
【豊島区】セントポールプラザ(丸善立教)
【中野区】タコシェ
【杉並区】音羽館
【目黒区】ギャラリー・ドゥ−・ディマンシュ(自由が丘)
【世田谷区】古書ビビビ古本 ほん吉いーはとーぼ
【文京区】往来堂書店
【あきる野市】少女まんが館
【立川市】オリオン書房ノルテ店
【川崎市】文教堂溝ノ口本店
【さいたま市】ブックデポ書楽

<愛知県/大阪府/京都府/兵庫県/富山県>
【名古屋市】ちくさ正文館書店 ヴィレッジ ヴァンガード本店
【大阪市】ブックス・ダンタリオン
【京都市】ガケ書房恵文社一乗寺店
【神戸市】海文堂書店
【富山市】BOOKSなかだ本店

ジュンク堂書店
 旭川店MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店仙台ロフト店大宮ロフト店池袋本店新宿店吉祥寺店岡島甲府店名古屋店三宮店MARUZEN&ジュンク堂書店広島店福岡店 

ブックファースト
新宿店ルミネ新宿1店銀座コア店渋谷文化村通り店アトレ大森店青葉台店自由が丘店レミィ五反田店京都店阪急西宮ガーデンズ店梅田店

紀伊國屋書店
渋谷店梅田本店

スタンダードブックストア
心斎橋店茶屋町店


啓文堂書店
神田駅前店渋谷店吉祥寺店府中店

くまざわ書店
錦糸町店アカデミア港北アカデミアくまざわ書店桜ヶ丘店アカデミアつくば店

2012/03/10

20110311〜20120310

なにやら物々しいタイトルを付けてしまいましたが、ウィッチンケア vol.3はいよいよ明後日にできあがって拙宅へ届けられます。もう、ふだん私が当ブログを書き込んでいる部屋、たぶんCDラックの前あたりにど〜んと積まれ、しばらくはその山を避けながらの生活です。

あっ、最初に、vol.3に関するお知らせを少々。

1.アマゾンでの予約、少しずつですが頂戴して嬉しい限り。あのページ、じつは「目次を見る」をクリックするとちゃんと目次が見られますが、ちょっと気付きにくいですよね。【内容紹介】欄にそのことも記したのですが、却ってわかりにくかったかも...(発売直前なので、ここにも転記)。

Witchenkare vol.3 目次
006……中野 純/美しく暗い未来のために
014……仲俣暁生/父という謎
020……久保憲司/僕と川崎さん
030……かとうちあき/台所まわりのこと
036……池本良介/Bearpark 〜Prefab Sprout と私
044……小田島久恵/スピリチュアル元年
050……武田 徹/お茶ノ水と前衛
054……栗原裕一郎/あるイベントに引っ張り出されたがためにだいたい三日間で付け焼き刃した成果としての「BGMの歴史」
064……浅生ハルミン/あの子
074……多田洋一/きれいごとで語るのは
080……藤森陽子/4つあったら。
084……吉永嘉明/ブルー・ヘヴン
098……大西寿男/棟梁のこころ ─日本で木造住宅を建てる、ということ
108……我妻俊樹/たたずんだり
114……木村カナ/パンダはおそろしい
120……稲葉なおと/段ボール
128……澤 水月/怪談問わず語り
134……友田 聡/手前味噌にてございます
140……やまきひろみ/小さな亡骸
148……高橋宏文/ブルー・ナイルと出逢った人生
154……木村重樹/更新期の〝オルタナ〟
164……多田遠志/電話のお姉さん
186……参加者のプロフィール

http://amzn.to/yaRK7C




2.今号の販売ルートは、私が直接取引をする店舗と、取次会社(株式会社JRC)経由で配本される店舗の2種類があります。直接取引の都内の本屋さんは12日(月)夕方には届けられそう。取次経由の本屋さんではホワイトデー(死語!?)あたりから順次販売が始まって、でっ、現在取扱交渉中の店舗とも今月中には話をまとめ、無事正式発行の4月1日を迎えたい、と。昨年は、今度の月曜日にあたる日に“あのこと”が起こりまして、ほんとにもう。

今号の寄稿者22名による作品。内容は前号にも増してバラエティに富んだものですが、しかし“不思議なシンクロ”も自然発生しております。小誌は自由な文芸(文を芸とする、の意)創作の場なので、作品のテーマや表現形式はさまざま(エッセイ/小説/評論etc.)...それでも、やはり同時代に生きている人間が集まって表現をしたからか、たとえば“あのこと”について言及している作品がいくつかあったりするわけで。

各々が同種のテーマを他人事じゃなく自分の作品として書き記している。このことが、ウィッチンケアvol.3のおもしろさのひとつかもしれない。すべての編集作業を終えて少し時間が経ち、私はそんなことを思っています。「文芸」という言葉を引き寄せて言えば、寄稿者全員が芸達者で、その芸風も個性的。「ああ、これは20110311を経た人々による、2012の春に発行された作品集なんだな」と、感じていただける本に仕上がりました!

【付記】
3/12 午前10時
完成!!



2012/03/05

下版!

本日午前中、ウィッチンケアvol.3の全データは最後の微調整を施されて無事、輪転機とのマリアージュに向かいました。編集人としての私の気持ちは「やれることは全部やりました、晴れ晴れ」...外はどしゃ降りだけど。

アマゾンでの先行予約も始まりました。もうじき表紙写真もアップされると思います。
http://amzn.to/yaRK7C

そして私は今日の午後、営業人として都内のおしゃれスポット的本屋さんに〝飛び込み〟してみます。なにかよい話になったら、またご報告します(ならなかったら沈黙...)。

「本屋さんでハート型の石を探せ!」

みなさまどうぞよろしくお願い致します〜!!

Witchenkare vol.3寄稿者
中野純仲俣暁生久保憲司かとうちあき池本良介小田島久恵武田徹栗原裕一郎浅生ハルミン多田洋一藤森陽子吉永嘉明大西寿男我妻俊樹木村カナ稲葉なおと澤水月友田聡やまきひろみ高橋宏文木村重樹多田遠志

2012/03/03

意匠と画像と字

ウィッチンケアvol.3は「字だらけ」の本ですが、しかし、22名寄稿者のテキストすべてとタメ張って小誌の存在感を示しているのが徳吉久さんの写真。

「タメ張ってる」は正しくないかな。テキストも写真もそれぞれ独立(インディペンデントな)作品で、それらを編集作業で(強引に!?)ひとつのものにまとめあげた結果が、本としてのWitchenkare vol.3なのです。

大雑把に言うと、通常業務では、有北さんと徳吉さんは「ビジュアルの人」で私は「字の人」。この3人が、寄稿者のテキストを受け取った後に相談してレイアウト作業をします。その際の写真/エディトリアル・デザイン/テキストの関係は...これを決定するのも小誌制作の醍醐味、でして。順番としては、まず字、でも絵解きするわけじゃないし、かといって画像と意匠と字が反目し合ったら元も子もないし、等々(ときどきもめるんですw)。

写真/エディトリアル・デザイン/テキスはもちろん親和性を保っていますが主従関係ではなく、かといって蜜月でも馴れ合っているわけでもな く、でも(しつこいですが)タメ張り合うわけでもなく私的に一番近い感覚は「同じマラソンレースで並走している」...とにかく目指す ゴールは一緒ってこと。

今号では私の判断で、掲載写真のすべてを徳吉久さんの作品としました。小誌のために撮り下ろしてくださった作品も多数あります。小さくしか扱えなかったり、トリミングしたり...いろいろ無理を言いましてスミマセン! ということで、今号に掲載される写真を1枚、ここにもフルでアップします。




2012/03/02

誌名!

現在私はいろいろな方とウィッチンケア vol.3発行に向けてお話しさせていただいておりますが...やっぱり小誌は名前が、覚えにくいのかなぁ。ということで、目で覚えてもらおうと!




「酔い処(良い所?)だうひん」は寄稿者のひとり、中野純さん命名です。誌名のことについては、以前にもブツブツ書きました、が...でもいまは諸々、頑張ります!

2012/03/01

色校!

今年の啓文社さんは、仕事早っ! なんと、すでに色校が届いています。明日バタバタ戻しても、もはや週末。またW.E.がなくなっちゃいますが、じっくり読んで月曜午前中に戻すことにします。

本日はチラシをプリントアウトして、何軒かの書店もまわりました。でも、まだまだPR不足を実感。ここを読んでくださったみなさま、どうか「もうすぐ面白そうなのが出るみたい!」と口コミ等ご協力、お願い申し上げつかまつりますります(...!?)。

Vol.14 Coming! 20240401

自分の写真
yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare