第3号から、毎年新しい号が出るまえに続けている「88の言葉」、今回は正式発行直前になりました。
寄稿作内に散りばめられた言葉をちょっと恣意的にピックアップしてリンクを貼ってあるんですが、世の流れで<ググってリンク>の意味もずいぶん変わってきたかな。最近は<気になる言葉>はSNSでリアルタイム検索するほうが「なるほど!」感強かったりもしますが、まだまだストックされているものも楽しいので。
あと10年で『消える職業』『なくなる仕事』/ポール・ハードキャッスル/颯爽堂/樹木希林演じる老婆/はいからはくち/極悪レミー/イッツ・ノー・ゲーム(パート1)/不見転/今宮戎/ローラ/Too close when it's really with me/恥丘/秋日子かく語りき/TAAKE/COUTDOWN JAPAN/アルファさん/サイファー/東京堂/清潔感/水切り/フランシス・ベーコン/橋本環奈/アンディ・リチャードソン/帽子フェチ/産道/リノヴェーション/今井浜海岸/女子会/ヤフオク/ルーニクⅨ/キンモクセイ/レビー小体/上條淳士/千円札/ネグリジェ/女子挺身隊/ティッシュペーパー/渡辺武信/サチモス/クローズアップ現代/文化住宅/フリーダム・ライターズ/スピリチュアル/「丸山眞男」をひっぱたきたい──31歳、フリーター。希望は、戦争。/EP-4/鎌倉街道/プレジデントファミリー/小悪魔/銀あん/フナムシ/ナークトゥインズ/オナガドリ/長柄橋/地元集中/いいづな歴史ふれあい館/タイバニ/ハートに火をつけて/コンビニ弁当/吾輩は猫である/東大生の親に聞いた「頭のいい子」「集中力のある子」の育て方/ハエ男の恐怖/いびき/セリフ/音楽家のシューヘイさん/〝ど〟のつくM/スリップ/若松英輔/女性改造/祝婚歌/ジェレミー・コービン/ホテル野猿/菊地びよ/恋をしようよ/危険ドラッグ/バングラデシュのレンガ工場/たどん/ゴスロリ/回答する記者団/「アイルネヴァー……」/マスカレード/日本語ロック論争/ゴンブローヴィチ/仙吉さん/オーメン/オープンソース/保母さんの押すカゴ/ブック・コーディネーター/トゥルーマン・ショー
上記の言葉にぴんときたら、どんな使われ方をしているのかぜひ小誌を手にとり確かめてください! これらの言葉を使ったのは、以下の38名。どうぞよろしくお願い致します。
【ウィッチンケア第7号寄稿者】
吉田亮人/矢野利裕/柳瀬博一/谷亜ヒロコ/美馬亜貴子/三浦恵美子/古川美穂/藤森陽子/姫乃たま/長谷川町蔵/野村佑香/西牟田靖/ナカムラクニオ/仲俣暁生/中野純/友田聡/東間嶺/出門みずよ/辻本力/多田洋一/武田徹/武田砂鉄/大六野礼子/久禮亮太/久保憲司/木村重樹/木原正/かとうちあき/開沼博/小川たまか/大西寿男/太田豊/オオクボキイチ/円堂都司昭/インベカヲリ★/荒木優太/朝井麻由美/我妻俊樹
<今年は逆五十音順>
2016/03/31
2016/03/25
第7号完成!
さきほど本になったウィッチンケア第7号が拙宅に届きました。今号は印刷会社が変わり担当さんと紙質についても相談を重ねましたが、その甲斐あってシャープな仕上がり。しかも本を持った感じが軽い(約3割軽量化)! これならこの春、鞄に入れて出かけてもつらくないですYO。
やっぱり紙の本は気軽に持ち歩いて、クタクタになるくらいまで読んでほしいです(と言いつつ、スマホでもスラスラ読めるnoteを使ってウィッチンケア文庫を始めたのですが...)。
そして昨年は内容の発表が早過ぎたかな、との反省があり今号ではやや溜めぎみのスタートをしてみたものの、今度は事前告知がまだまだで、それが取次会社経由のアマゾン他への配本部数にもちょっと影響...いやあ、本をつくって販売するのは難しい! でも、内容はほんとうに充実していますので、いまからの巻き返しで正式発行の4月1日に備えます。
早いお店では今日の夜あたりから店頭に並ぶかも。そして寄稿者のみなさまなどには、いま拙宅の玄関でクロネコさんが仕分けしてくださってるものが近々に届くはずです。
※第7号の内容については下記URL(つかみ)をご参照ください。
http://witchenkare.blogspot.jp/2016/03/blog-post_20.html
そして今後のリアルタイム情報は、
http://www.facebook.com/Witchenkare
■当ブログよりややフットワークが軽く、タイムリー&カジュアルな感じです。コメント欄もありますので小誌に関する問い合わせ等、ぜひ気軽にご利用ください。
https://twitter.com/Witchenkare
■小誌関係者のつぶやきなどをRTで紹介しています(ごくまれにアカウント主もボソボソ)。最新号発行後は、当ブログでの掲載作品紹介とも連動。
などでもぜひ!
みなさま、ウィッチンケア第7号をどうぞよろしくお願い致します!
やっぱり紙の本は気軽に持ち歩いて、クタクタになるくらいまで読んでほしいです(と言いつつ、スマホでもスラスラ読めるnoteを使ってウィッチンケア文庫を始めたのですが...)。
そして昨年は内容の発表が早過ぎたかな、との反省があり今号ではやや溜めぎみのスタートをしてみたものの、今度は事前告知がまだまだで、それが取次会社経由のアマゾン他への配本部数にもちょっと影響...いやあ、本をつくって販売するのは難しい! でも、内容はほんとうに充実していますので、いまからの巻き返しで正式発行の4月1日に備えます。
早いお店では今日の夜あたりから店頭に並ぶかも。そして寄稿者のみなさまなどには、いま拙宅の玄関でクロネコさんが仕分けしてくださってるものが近々に届くはずです。
※第7号の内容については下記URL(つかみ)をご参照ください。
http://witchenkare.blogspot.jp/2016/03/blog-post_20.html
そして今後のリアルタイム情報は、
http://www.facebook.com/Witchenkare
■当ブログよりややフットワークが軽く、タイムリー&カジュアルな感じです。コメント欄もありますので小誌に関する問い合わせ等、ぜひ気軽にご利用ください。
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■小誌関係者のつぶやきなどをRTで紹介しています(ごくまれにアカウント主もボソボソ)。最新号発行後は、当ブログでの掲載作品紹介とも連動。
などでもぜひ!
みなさま、ウィッチンケア第7号をどうぞよろしくお願い致します!
2016/03/24
2016/03/21
ウィッチンケア文庫、noteで開始!
発行人の手元にも残部数が少なくなってしまった小誌BN。これまでの掲載作を多くの方に読んでもらえれば、と数名の寄稿者と年初より話し合い、noteを利用してウィッチンケア文庫を始めてみました。
https://note.mu/witchenkare
現時点では2012年発行の第3号以前の作品からセレクト&無料公開。みなさまぜひアクセスしてみてください!
<2016年3月21日公開>
かとうちあき/台所まわりのこと
【初出:2012年4月/ウィッチンケア第3号掲載】
中野 純/美しく暗い未来のために
【初出:2012年4月/ウィッチンケア第3号掲載】
https://note.mu/witchenkare
現時点では2012年発行の第3号以前の作品からセレクト&無料公開。みなさまぜひアクセスしてみてください!
<2016年3月21日公開>
かとうちあき/台所まわりのこと
【初出:2012年4月/ウィッチンケア第3号掲載】
中野 純/美しく暗い未来のために
【初出:2012年4月/ウィッチンケア第3号掲載】
2016/03/20
つかみ(ノベライズ・ウィッチンケア第7号)
……またきちゃった、ふふ。
嘘のようなほんとうの話の続きだが、でもこのまえ彼女が僕の部屋にきたのは5月末...なんか、早くね?
窓から微笑んだ彼女は部屋に入り、クリップでとめた紙の束を手渡した。
「なに、これ?」
「ウィッチンケア第7号のゲラ。本は来週末くらいにはできるよ」
「は?」
「早く読んで! 言うこと聞かないと殺す」
「...なんで、ゲラ? 本になってからじゃダメなの?」
「あのね発行人が裏方系の無名人だからキラ星の如くな寄稿作のPR早いに越したことがないの。だから桜が咲くまえにきた」
そんな...と納得のいかぬ僕を残して彼女は去った。
まだ死にたくない僕はゲラを読み始める。
表紙はカモメだ。写真家の徳吉久がヘルシンキで撮影。
そのカモメ、
「世の中変わってる」
と文字を撒き散らしている。
ページをめくるとwords@worksとの文字。作品の言葉、との意味か。その下には脈絡のない文章の断片...そして対向面の写真は曇り空の東京。
<目次>で、38の人名(1人増えた!)が同じ大きさで並び、各名前の下に掲載作品のタイトル。知ってる人もいる、知らない人もいる。
松本隆の詞の世界と日本語ロック論争について武田徹が書いている。長谷川町蔵の小説は、フジロックフェスにまつわる少女の物語。インベカヲリ★は写真家と被写体の関係性についてのエッセイ。矢野利裕は、いとうせいこうの教科書に関するツイートを手がかりに教育論を展開する。ナカムラクニオは大六野礼子との共作で、日本語とフランス語の新しい可能性を探る小説を。姫乃たまの小説の主人公・平吉は、じつにいい仕事をする職人。第5号に続き国道16号線を論じたのは柳瀬博一で今回は上條淳士『SEX』と芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』が取り上げられている。朝井麻由美のショートショートはエッセイ等と通底しつつ新境地に挑む意欲作。企業トップにインタビューにした武田砂鉄は書き手としての懐の深さを見せつける。そして太田豊はオオタさんを主人公にした婚活の物語。野村佑香のエッセイは仕事と物語への率直な思いが綴られていて子役時代からのファンはぐっとくること必至。木村重樹はオーストリア映画『インポート、エクスポート』に託して自身の揺れる男心を語っている。オオクボキイチの小説は太陽が恋しいボーイミーツガールの世界。中野純はナイトスキップの魅力について跳ねるような文面で。三浦恵美子は長い間封印していた詩への思いを結実させた。多田洋一の小説は四半世紀の時の流れを踏まえたもの。古川美穂の小説はユーモアがありつつもジャーナリストらしい視点が見え隠れする。かとうちあきは今号で暴走モードに突入? 恋愛に関する女子力が弾けている。我妻俊樹は怪談作家としての作品とひと味ちがう深い迷宮を表現。久禮亮太は元あゆみBOOKS社長についての個人的な思い出を語る。美馬亜貴子の小説では小悪魔的女子が彼との付き合いで悟りを開く? ビートルズの曲の魅力を考察した木原正はポールの曲の共通点について目から鱗の見解を示す。出門みずよの小説は夫婦の機微を女性の心理から描いたもの。東間嶺はこの国の自殺者についてクールな視点の物語で描いた(リアルな数字が心に重い)。吉田亮人は自身の仕事である写真について歴史と未来も見据えじっくりと検証。小川たまかの寓話的な小説は夜ではなく夜明けに見える星の物語。辻本力はエクストリームな音楽愛好人間にとっての耳栓を考察した。友田聡のエッセイは人生の中間点に立った男に見える景色について。西牟田靖は自叙伝的要素も感じられる小説で学生時代を描いた。藤森陽子のエッセイは雑誌等のライターである自分の雑感を、一歩引いた立ち位置で記したもの。大西寿男は母親への思いをインタビューを交えて作品にした。荒木優太は宮本百合子の「雲母片」を論じている。谷亜ヒロコの小説に登場する若い女性は世の中への違和感を抱えつつも解決策を見出そうともがく。円堂都司昭はむかしから大好きな「オペラ座の怪人」について評論。久保憲司の小説には京都に滞在した頃のディヴィッド・ボウイの影がちらほら&ランボーの詩が眩しい。仲俣暁生の旧牟礼村訪問記は第6号掲載「1985年のセンチメンタル・ジャーニー」の続編としてぜひ読まれたし。今号のしんがり・開沼博の「ゼロ年代に見てきた風景」シリーズの3回目は世界を震撼させたあの企業、の会社説明会に立ち会った思い出も語られる。
37篇の書き下ろし後に寄稿者やAD吉永昌生など制作関係者のプロフィールを掲載。奥付には前号までの表紙素材になった写真が配されている。
さらに、またwords@works。その下には脈絡のない文章の断片(←これらはすべて作品内の一節/もし帯が付いていればそこに掲載されていたかもしれない)。
裏表紙もカモメ……こんなに読み応えのある本が1,000円なのには驚いたし、ISBNで取次会社や注文方法も判明した。さらに聞いたところによると、どうやらいますぐアマゾンでBNも含め購入可能らしい。
とにかく、これで殺されることはないだろう。ゲラを閉じた僕は窓を見つめる。ほんとうに彼女はやってきた。もうすぐ発行されるウィッチンケア第7号PRのために。
今度はいつくるんだ? 2ヶ月後、寄稿者紹介が一段落したらまたきそうな気配もするんだけれど、いまは考えないようにしようと思う。
嘘のようなほんとうの話の続きだが、でもこのまえ彼女が僕の部屋にきたのは5月末...なんか、早くね?
窓から微笑んだ彼女は部屋に入り、クリップでとめた紙の束を手渡した。
「なに、これ?」
「ウィッチンケア第7号のゲラ。本は来週末くらいにはできるよ」
「は?」
「早く読んで! 言うこと聞かないと殺す」
「...なんで、ゲラ? 本になってからじゃダメなの?」
「あのね発行人が裏方系の無名人だからキラ星の如くな寄稿作のPR早いに越したことがないの。だから桜が咲くまえにきた」
そんな...と納得のいかぬ僕を残して彼女は去った。
まだ死にたくない僕はゲラを読み始める。
表紙はカモメだ。写真家の徳吉久がヘルシンキで撮影。
そのカモメ、
「世の中変わってる」
と文字を撒き散らしている。
ページをめくるとwords@worksとの文字。作品の言葉、との意味か。その下には脈絡のない文章の断片...そして対向面の写真は曇り空の東京。
<目次>で、38の人名(1人増えた!)が同じ大きさで並び、各名前の下に掲載作品のタイトル。知ってる人もいる、知らない人もいる。
松本隆の詞の世界と日本語ロック論争について武田徹が書いている。長谷川町蔵の小説は、フジロックフェスにまつわる少女の物語。インベカヲリ★は写真家と被写体の関係性についてのエッセイ。矢野利裕は、いとうせいこうの教科書に関するツイートを手がかりに教育論を展開する。ナカムラクニオは大六野礼子との共作で、日本語とフランス語の新しい可能性を探る小説を。姫乃たまの小説の主人公・平吉は、じつにいい仕事をする職人。第5号に続き国道16号線を論じたのは柳瀬博一で今回は上條淳士『SEX』と芦奈野ひとし『ヨコハマ買い出し紀行』が取り上げられている。朝井麻由美のショートショートはエッセイ等と通底しつつ新境地に挑む意欲作。企業トップにインタビューにした武田砂鉄は書き手としての懐の深さを見せつける。そして太田豊はオオタさんを主人公にした婚活の物語。野村佑香のエッセイは仕事と物語への率直な思いが綴られていて子役時代からのファンはぐっとくること必至。木村重樹はオーストリア映画『インポート、エクスポート』に託して自身の揺れる男心を語っている。オオクボキイチの小説は太陽が恋しいボーイミーツガールの世界。中野純はナイトスキップの魅力について跳ねるような文面で。三浦恵美子は長い間封印していた詩への思いを結実させた。多田洋一の小説は四半世紀の時の流れを踏まえたもの。古川美穂の小説はユーモアがありつつもジャーナリストらしい視点が見え隠れする。かとうちあきは今号で暴走モードに突入? 恋愛に関する女子力が弾けている。我妻俊樹は怪談作家としての作品とひと味ちがう深い迷宮を表現。久禮亮太は元あゆみBOOKS社長についての個人的な思い出を語る。美馬亜貴子の小説では小悪魔的女子が彼との付き合いで悟りを開く? ビートルズの曲の魅力を考察した木原正はポールの曲の共通点について目から鱗の見解を示す。出門みずよの小説は夫婦の機微を女性の心理から描いたもの。東間嶺はこの国の自殺者についてクールな視点の物語で描いた(リアルな数字が心に重い)。吉田亮人は自身の仕事である写真について歴史と未来も見据えじっくりと検証。小川たまかの寓話的な小説は夜ではなく夜明けに見える星の物語。辻本力はエクストリームな音楽愛好人間にとっての耳栓を考察した。友田聡のエッセイは人生の中間点に立った男に見える景色について。西牟田靖は自叙伝的要素も感じられる小説で学生時代を描いた。藤森陽子のエッセイは雑誌等のライターである自分の雑感を、一歩引いた立ち位置で記したもの。大西寿男は母親への思いをインタビューを交えて作品にした。荒木優太は宮本百合子の「雲母片」を論じている。谷亜ヒロコの小説に登場する若い女性は世の中への違和感を抱えつつも解決策を見出そうともがく。円堂都司昭はむかしから大好きな「オペラ座の怪人」について評論。久保憲司の小説には京都に滞在した頃のディヴィッド・ボウイの影がちらほら&ランボーの詩が眩しい。仲俣暁生の旧牟礼村訪問記は第6号掲載「1985年のセンチメンタル・ジャーニー」の続編としてぜひ読まれたし。今号のしんがり・開沼博の「ゼロ年代に見てきた風景」シリーズの3回目は世界を震撼させたあの企業、の会社説明会に立ち会った思い出も語られる。
37篇の書き下ろし後に寄稿者やAD吉永昌生など制作関係者のプロフィールを掲載。奥付には前号までの表紙素材になった写真が配されている。
さらに、またwords@works。その下には脈絡のない文章の断片(←これらはすべて作品内の一節/もし帯が付いていればそこに掲載されていたかもしれない)。
裏表紙もカモメ……こんなに読み応えのある本が1,000円なのには驚いたし、ISBNで取次会社や注文方法も判明した。さらに聞いたところによると、どうやらいますぐアマゾンでBNも含め購入可能らしい。
とにかく、これで殺されることはないだろう。ゲラを閉じた僕は窓を見つめる。ほんとうに彼女はやってきた。もうすぐ発行されるウィッチンケア第7号PRのために。
今度はいつくるんだ? 2ヶ月後、寄稿者紹介が一段落したらまたきそうな気配もするんだけれど、いまは考えないようにしようと思う。
2016/03/19
ウィッチンケア第7号、Coming Soon!
Witchenkare vol.7(ウィッチンケア第7号)
発行日:2016年4月1日
出版者(not社):yoichijerry(よいちじぇりー)
A5判:218ページ/定価 1,000円(+税)
ISBN: 978-4-86538-047-7 C0095 ¥1000E
http://www.facebook.com/Witchenkare
https://twitter.com/Witchenkare
★寄稿者38名(37篇)の書き下ろし作品を掲載した文芸創作誌
CONTENTS
004……武田 徹/「寄る辺なさ」の確認
010……長谷川町蔵/New You
018……インベカヲリ★/目撃する他者
022……矢野利裕/詩的教育論(いとうせいこうに対する疑念から)
028……ナカムラクニオ&大六野礼子/断片小説 La littérature fragmentaire
036……姫乃たま/そば屋の平吉
042……柳瀬博一/国道16号線は漫画である。『SEX』と『ヨコハマ買い出し紀行』と米軍と縄文と
048……朝井麻由美/無駄。
052……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
058……太田 豊/日々から日々へ
068……野村佑香/物語のヒツヨウ
074……木村重樹/映画の中の〝ここではないどこか〟[悪場所篇]
078……オオクボキイチ/まばゆい光の向こうにあるもの
088……中野 純/金の骨とナイトスキップ
094……三浦恵美子/草木の身体感覚について
098……多田洋一/午後四時の過ごしかた
104……古川美穂/夢見る菊蔵の昼と夜
110……かとうちあき/似合うとか似合わないとかじゃないんです、わたしが帽子をかぶるのは
116……我妻俊樹/宇宙人は存在する
122……久禮亮太/鈴木さんのこと
128……美馬亜貴子/MとNの間
134……木原 正/ビートルソングスは発明か?
138……出門みずよ/白金台天神坂奇譚
144……東間 嶺/死んでいないわたしは(が)今日も他人
150……吉田亮人/写真家の存在
154……小川たまか/夜明けに見る星、その行方
158……辻本 力/健康と耳栓と音楽
162……友田 聡/独楽の軸からの眺め
166……西牟田靖/30年後の謝罪
172……藤森陽子/小僧さんに会いに
176……大西寿男/長柄橋の奇跡
180……荒木優太/宮本百合子「雲母片」小論
184……谷亜ヒロコ/夢は、OL〜カリスマドットコムに憧れて〜
188……円堂都司昭/『オペラ座の怪人』の仮面舞踏会
194……久保憲司/80 Eighties
200……仲俣暁生/夏は「北しなの線」に乗って 〜旧牟礼村・初訪問記
208……開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景 パート3
214……参加者のプロフィール
写真:徳吉久
アートディレクション:吉永昌生
校正:大西寿男
編集/発行:多田洋一
取次:株式会社JRC(人文・社会科学書流通センター)
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
※小誌は全国の主要書店でお取り扱い可能/お買い求めいただけます。
(見つからない場合は上記ISBNナンバーでお問い合わせください)
★【書店関係の皆様へ】ウィッチンケアは(株)JRCを介して全国の書店での取り扱い可能。最新号だけでなくBNも下記URLのPDF書類で注文できます。どうぞよろしくお願い致します!
http://www.jrc-book.com/order%20seet/yoichi/yoichijerry.pdf
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
※BNも含めamazonでも発売中!
http://amzn.to/1BeVT7Y
発行日:2016年4月1日
出版者(not社):yoichijerry(よいちじぇりー)
A5判:218ページ/定価 1,000円(+税)
ISBN: 978-4-86538-047-7 C0095 ¥1000E
https://twitter.com/Witchenkare
★寄稿者38名(37篇)の書き下ろし作品を掲載した文芸創作誌
CONTENTS
004……武田 徹/「寄る辺なさ」の確認
010……長谷川町蔵/New You
018……インベカヲリ★/目撃する他者
022……矢野利裕/詩的教育論(いとうせいこうに対する疑念から)
028……ナカムラクニオ&大六野礼子/断片小説 La littérature fragmentaire
036……姫乃たま/そば屋の平吉
042……柳瀬博一/国道16号線は漫画である。『SEX』と『ヨコハマ買い出し紀行』と米軍と縄文と
048……朝井麻由美/無駄。
052……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
058……太田 豊/日々から日々へ
068……野村佑香/物語のヒツヨウ
074……木村重樹/映画の中の〝ここではないどこか〟[悪場所篇]
078……オオクボキイチ/まばゆい光の向こうにあるもの
088……中野 純/金の骨とナイトスキップ
094……三浦恵美子/草木の身体感覚について
098……多田洋一/午後四時の過ごしかた
104……古川美穂/夢見る菊蔵の昼と夜
110……かとうちあき/似合うとか似合わないとかじゃないんです、わたしが帽子をかぶるのは
116……我妻俊樹/宇宙人は存在する
122……久禮亮太/鈴木さんのこと
128……美馬亜貴子/MとNの間
134……木原 正/ビートルソングスは発明か?
138……出門みずよ/白金台天神坂奇譚
144……東間 嶺/死んでいないわたしは(が)今日も他人
150……吉田亮人/写真家の存在
154……小川たまか/夜明けに見る星、その行方
158……辻本 力/健康と耳栓と音楽
162……友田 聡/独楽の軸からの眺め
166……西牟田靖/30年後の謝罪
172……藤森陽子/小僧さんに会いに
176……大西寿男/長柄橋の奇跡
180……荒木優太/宮本百合子「雲母片」小論
184……谷亜ヒロコ/夢は、OL〜カリスマドットコムに憧れて〜
188……円堂都司昭/『オペラ座の怪人』の仮面舞踏会
194……久保憲司/80 Eighties
200……仲俣暁生/夏は「北しなの線」に乗って 〜旧牟礼村・初訪問記
208……開沼 博/ゼロ年代に見てきた風景 パート3
214……参加者のプロフィール
写真:徳吉久
アートディレクション:吉永昌生
校正:大西寿男
編集/発行:多田洋一
取次:株式会社JRC(人文・社会科学書流通センター)
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
※小誌は全国の主要書店でお取り扱い可能/お買い求めいただけます。
(見つからない場合は上記ISBNナンバーでお問い合わせください)
★【書店関係の皆様へ】ウィッチンケアは(株)JRCを介して全国の書店での取り扱い可能。最新号だけでなくBNも下記URLのPDF書類で注文できます。どうぞよろしくお願い致します!
http://www.jrc-book.com/order%20seet/yoichi/yoichijerry.pdf
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
※BNも含めamazonでも発売中!
http://amzn.to/1BeVT7Y
2016/03/16
between now and then, Tokyo(徳吉久さん)
本日下版したウィッチンケア第7号。誌面に掲載されている写真はすべて、徳吉久さんのものです。
表紙はヘルシンキで撮影。そして本文扉以降、奇数ページに<between now and then, Tokyo>というクレジットともに掲載されているのは、徳吉さんが小誌今号のために撮り下ろした東京の景色。
昨年秋に徳吉さんと会い、正確な文言は思い出せませんが、たぶん「なんか、渋谷のシネマライズも取り壊しちゃうみたいで、私の目に馴染んだ東京がどんどん変わっているような気がします。きっと東京で次のオリンピックが開催される頃には、いまふつうだと感じている風景がすっかり<それ以降の未来>仕様になって...って、まあ考えてみれば、私は前のオリンピック仕様の東京に馴染んでいたわけなんだけど」みたいなことをぼやいたはず。
同時に、次号ではぜひ徳吉さんが写した最近の東京を掲載したいな、とも。日頃ヨーロッパ等での写真撮影が多い徳吉さんの目(とカメラ)に、どんな東京が見えているのか興味があったのです。
編集段階では掲載できたもの以外にも、たくさんの素敵な写真を見せてもらいました。ぜひ小誌以外でも、多くの方の目に触れる機会があればいいのに、と思っています。
まずはもうすぐ発行される第7号で、厳選された写真をお楽しみください! 下記は予告編として、扉の一枚。
表紙はヘルシンキで撮影。そして本文扉以降、奇数ページに<between now and then, Tokyo>というクレジットともに掲載されているのは、徳吉さんが小誌今号のために撮り下ろした東京の景色。
昨年秋に徳吉さんと会い、正確な文言は思い出せませんが、たぶん「なんか、渋谷のシネマライズも取り壊しちゃうみたいで、私の目に馴染んだ東京がどんどん変わっているような気がします。きっと東京で次のオリンピックが開催される頃には、いまふつうだと感じている風景がすっかり<それ以降の未来>仕様になって...って、まあ考えてみれば、私は前のオリンピック仕様の東京に馴染んでいたわけなんだけど」みたいなことをぼやいたはず。
同時に、次号ではぜひ徳吉さんが写した最近の東京を掲載したいな、とも。日頃ヨーロッパ等での写真撮影が多い徳吉さんの目(とカメラ)に、どんな東京が見えているのか興味があったのです。
編集段階では掲載できたもの以外にも、たくさんの素敵な写真を見せてもらいました。ぜひ小誌以外でも、多くの方の目に触れる機会があればいいのに、と思っています。
まずはもうすぐ発行される第7号で、厳選された写真をお楽しみください! 下記は予告編として、扉の一枚。
2016/03/15
校了しました!
最後はけっこうタイトだったウィッチンケア第7号の校了、さきほど終わりました。最終データを明日確認し、下版となります。取次には3連休をはさんで3/25(金)到着予定なので、早い書店では26、27日くらいには並び始めると思います。アマゾンでの予約も開始していますよ〜!
http://amzn.to/1QTzWAI
そして、第7号寄稿者の最新イベント情報もいくつか。
■女優・野村佑香さんは漫画家の玉川重機さん、詩人の田中庸介さんとのトークショーを3/20に西荻窪で。
<西荻と本と本屋に関するよもやま話>
日時:3月20日(日曜日)14:40〜15:10
場所:西荻ラバーズフェス【古本屋ステージ】
https://www.instagram.com/p/BC5MCNLIln5/?taken-at=1019158839
※野村さんは4月5日(火)BSプレミアム19:00〜の「イッピン〜沖縄・琉球紅型」にも出演予定
■新刊が話題の荒木優太さんは自著の読書会を3/26に秋葉原で。
<荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得』(東京書籍、2016)を読む。>
日時: 3月26日(土曜日) 18:00〜20:00
場所: アキバ会議室 http://akibakaigi.com/
https://www.facebook.com/events/557860537730123/
■仲俣暁生さんは1月に続き、社会学者の西田亮介さん、コンサルタントの工藤郁子さんと民主主義について3/29に下北沢で。
<「民主主義」を読む>
日時: 3月29日(火曜日) 20:00〜22:00
場所: 下北沢の本屋B&B
http://bookandbeer.com/event/20160329_bt/
みなさまどうぞよろしくお願い致します!
http://amzn.to/1QTzWAI
そして、第7号寄稿者の最新イベント情報もいくつか。
■女優・野村佑香さんは漫画家の玉川重機さん、詩人の田中庸介さんとのトークショーを3/20に西荻窪で。
<西荻と本と本屋に関するよもやま話>
日時:3月20日(日曜日)14:40〜15:10
場所:西荻ラバーズフェス【古本屋ステージ】
https://www.instagram.com/p/BC5MCNLIln5/?taken-at=1019158839
※野村さんは4月5日(火)BSプレミアム19:00〜の「イッピン〜沖縄・琉球紅型」にも出演予定
■新刊が話題の荒木優太さんは自著の読書会を3/26に秋葉原で。
<荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得』(東京書籍、2016)を読む。>
日時: 3月26日(土曜日) 18:00〜20:00
場所: アキバ会議室 http://akibakaigi.com/
https://www.facebook.com/events/557860537730123/
■仲俣暁生さんは1月に続き、社会学者の西田亮介さん、コンサルタントの工藤郁子さんと民主主義について3/29に下北沢で。
<「民主主義」を読む>
日時: 3月29日(火曜日) 20:00〜22:00
場所: 下北沢の本屋B&B
http://bookandbeer.com/event/20160329_bt/
みなさまどうぞよろしくお願い致します!
2016/03/06
もうすぐ印刷工程
前回はエアコンでの目鼻喉をぼやいていましたが、あっというまに花粉...まだポジティヴと診断されたわけではないものの、なんか、ここ1、2年は敏感にムズムズ。春は近いですね。
滞りつつ、挽回しつつ進めてきたウィッチンケア第7号の編集作業、いよいよ大詰めです。一部<念校>の遅れている方、申し訳ありません。本日〜明日いっぱいには送付できるはず。そしてもう数日で、データは印刷会社へと渡ります。
昨年は3月9日に表紙とコンテンツを当ブログで公開しました。今年は配本までのシステムが少々変わっていることなどもあり...もうしばらくお待ちください(アマゾンでの予約はもう始まり、寄稿者名も公表/今号には前号の続編的作品もあるのでBNも併せてぜひ!)。
ここ数日はデスクワークばかりだったので、ちょっとでかけたくてムズムズ。あっ、またテキストだけになりそうなので、最後にFacebookページとTwitterで今後1年使うアイコンを。どうぞよろしくお願い致します!
滞りつつ、挽回しつつ進めてきたウィッチンケア第7号の編集作業、いよいよ大詰めです。一部<念校>の遅れている方、申し訳ありません。本日〜明日いっぱいには送付できるはず。そしてもう数日で、データは印刷会社へと渡ります。
昨年は3月9日に表紙とコンテンツを当ブログで公開しました。今年は配本までのシステムが少々変わっていることなどもあり...もうしばらくお待ちください(アマゾンでの予約はもう始まり、寄稿者名も公表/今号には前号の続編的作品もあるのでBNも併せてぜひ!)。
ここ数日はデスクワークばかりだったので、ちょっとでかけたくてムズムズ。あっ、またテキストだけになりそうなので、最後にFacebookページとTwitterで今後1年使うアイコンを。どうぞよろしくお願い致します!
Vol.14 Coming! 20240401
- yoichijerry
- yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare