ウィッチンケア第3号からの寄稿者・久保憲司さんはここ数号、AIにまつわる寄稿作が続いています。第14号には〈吾輩の名前はチャットGTPである〉、第15号には〈アーティフィシャル・インテリジェンス〉、そして今号(第16号)には、タイトルとメインテーマこそ〈レント・パーティー〉ですが、作品後半に登場するのは〝俺にはめんどくさいので、AIにそのキャラクターをつくってもらった〟という面々。ちなみにレント・パーティーとはなにか? 「1920年代のアメリカ・ニューヨークのハーレムなどで、貧しい黒人居住者たちが家賃(Rent)を支払うために開いたプライベート・パーティのことです」...って、←の説明はGeminiですから。


ウィッチンケア第16号(Witchenkare VOL.16) 発行日:2026年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:272ページ/定価(本体2,000円+税)
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:272ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-8-6538-180-1 C0095 ¥2000E
たとえば父親が、もう自分では歩いてとりにはいけないと思い始めた時、初めて息子を連れて松茸の場所までテクテクと登り、「健太、ここが我が家の秘密の場所だ」と教えたとする。すると息子が突然「健太なんて、しょうもない名前つけやがって」と、今までの恨みつらみを返すように棍棒で父親をどついて殺す。
そう。松茸は、人の死体を餌に、どんどん育っていくのだ。
どれだけ耳をそば立てていようが、その秘密の場所に繋がるキーワードさえ、俺には分からない。八瀬の山奥に広がる松茸の闇は、ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』のようだ。
そう。松茸は、人の死体を餌に、どんどん育っていくのだ。
どれだけ耳をそば立てていようが、その秘密の場所に繋がるキーワードさえ、俺には分からない。八瀬の山奥に広がる松茸の闇は、ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』のようだ。
~ウィッチンケア第16号掲載〈レント・パーティー〉より引用~
久保憲司さん小誌バックナンバー掲載作品:〈僕と川崎さん〉(第3号)/〈川崎さんとカムジャタン〉(第4号)/〈デモごっこ〉(第5号&《note版ウィッチンケア文庫》)/〈スキゾマニア〉(第6号)/〈80 Eighties〉(第7号)/〈いいね。〉(第8号)/〈耳鳴り〉(第9号)/〈平成は戦争がなかった〉(第10号)/〈電報〉(第11号)/〈マスク〉(第12号)/〈吾輩の名前はチャットGTPである〉(第14号)/〈アーティフィシャル・インテリジェンス〉(第15号)
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