2026/05/04

vol.16寄稿者&作品紹介14 うのつのぶこさん

 ウィッチンケア第10号からの寄稿者・うのつのぶこさんは、今年2月15日におこなわれた町田市議会議員選挙に立候補。無所属の新人としてはトップの投票数を集め、めでたく当選しました。小誌は創刊以来さまざまな分野の人に寄稿依頼してきましたが、政治家の方は、第5号にご寄稿いただいた枝野幸男さんに続いて2人目。私(←発行人)はそれこそ“歩く無党派層”みたいな人間ですが、誌面に多彩な寄稿作が掲載されている本をつくることがなによりも楽しく...今号にうのつさんの選挙体験レポートを無事収めることができたこと、編集者として本望です(選挙日程との関係で、締切の辻褄合わせにちょっと冷や汗でしたがw)。


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ライターとしてキャリアを重ねてきたうのつさんが、なぜ政治家をめざしたのか。かなり率直に語られています。ちょっと、私がウィッチンケアを発行しようと決心した経緯に共通するものがあるので、わかるなぁ。また〝台本の読み合わせみたいな市の職員と議員のやりとりを聞いて「なにこれ?」と思うことが増えた。私自身、納得がいかない案件に関しては請願陳述といういわゆる異議申し立てを4回もした〟という記述...具体的にはどんな事柄に対して「納得がいかない案件」と感じていたのかは、本作中では敢えて伏せてありますが、これはこの先、市政の中で筆者が実現させていくことなのでしょう。なにしろリアル政治家なのですから、動けば変えられるはず。

立候補してみなければわからない候補者の大変さが、克明に書き残されています。告示から開票までの一週間というのが、どれほどの激務なのか。また、その間の人間関係というか人間模様というか...とくに無所属という立場で手作り選挙を成立させるのに必要な労力。〝選挙戦の苦労とは、チーム内の感受性の違いを受け止め、ときに板挟みになりつつもみんなが揉めず、和気藹々と最後までやっていけるように配慮すること〟という一文に、御輿を担いでもらった側ならではの矜持が凝縮されているように感じられました。みなさま、ぜひ小誌を手にとって、うのつさんの選挙戦を追体験してみてください。


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ウィッチンケア第16号(Witchenkare VOL.16) 発行日:2026年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:272ページ/定価(本体2,000円+税) 
ISBN:978-4-8-6538-180-1 C0095 ¥2000E



再びスマホを見るとまたしてもクレームっぽい。今度は「あなたの選挙カー、うるさいです。今オンライン会議中です。うちのエリアには入ってこないでください」というもの。おっしゃることわかります。私も「選挙カーうるさい」と思った経験がある。選挙カーの候補者名を見て「絶対この人には投票しない」と思ったこともある。「自分が嫌なことは人にもしないように」と親から言われて育ったのに、私は今、自分がされて嫌なことを人にしている。選挙カーはうるさくて迷惑だから借りないという選択もあったが、相談した10人中10人が「絶対選挙カーは必要」というので借りた。借りて正解だったのかどうかはわからない。クレーム以降、そのエリアには行かないことにしたが、ライバルの陣営が「うるさいからうちのエリアには来ないで」と連絡してくることもあると聞いて、なるほどと思った。クレームにもいろんな意味合いがあるのだ。

~ウィッチンケア第16号掲載〈見てる人は見てる〉より引用~

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Vol.16 Coming! 20260401

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