2018/05/31

ここまでの、これまでとこれから(第9号編集後記)

昨年の「目眩く未来はほんと?」を踏襲して、5月最後の日には今年も、編集後記的な雑感を。前号(第8号)は長谷川町蔵さんの「あたしたちの未来はきっと」、久保憲司さんの「スキゾマニア」という、小誌への掲載作をベースにした2冊の本が生まれた流れで正式発行日を迎えました。今号は、じつは昨年末、寄稿者の仲俣暁生さんと木村重樹さんからアドバイスをいただき、来月14日にイベントを開こうと決めまして、現在それに向けて準備を進めています。これまで誌面でしか知らなかった人たちがリアルな場に集って...どなたでも参加大歓迎の〝出会い系〟企画ですので、ぜひいらっしゃってください!

ウィッチンケアのM&Lな夕べ 〜第9号発行記念イベント〜

日程:2018年6月14日(木曜日)
会場:LOFT9 Shibuya
Open 18:00/Start 19:00
チケット:前売り2,500円/当日3,000円
      (税込・ドリンク別途)
          ※参加者にはウィッチンケア第9号、
            または在庫のあるBNをもれなく1冊進呈!

トークセッション……「ウィッチンケア第9号、私はこう読んだ!」
登壇者:仲俣暁生 かとうちあき 多田洋一(発行人)

DJタイム……寄稿者が選曲した音楽でenjoy!
DJとして登場するのは……
武田徹 長谷川町蔵 小川たまか 矢野利裕

鳴り物タイム……生アトラクション/誰が登場するかは当日のお楽しみ!

★総合音楽プロデュース:木村重樹

※LOFT9 Shibuya告知ページ
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft9/87121
※チケット購入はコチラ

※Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/863964613811696/

※お問い合わせ
本ブログのメールフォームからでも、下記公式サイトからでもお気軽に!
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さて、第9号でも新たな参加者が(掲載順に、菅野恒平さん《写真》/宮崎智之さん/柴那典さん/長田果純さん/西田亮介さん/久山めぐみさん)。これまでの小誌にはなかったタイプの作品、ぜひお楽しみください。そして、ロゴ、表紙、レイアウトもリニューアル。それでも、継続するべき点は変えていないので...みなさま、どんな印象を持たれているのでしょうか?

...そうだ。小誌ページ内では目立たない(←なにしろわざわざインクを薄くしてる)ながら重要な役割を担っている表2と表3について。じつは、ここには各寄稿作のエッセンスともいえる文章が、掲載順と逆に抜粋/羅列してあります。もし小誌に帯を巻けるなら、そこに載せたいようなフレーズ。画像を貼ろうか? いや、今回はテキストを貼り付けます。このなかでひとつでもピンときたものがあれば、ぜひ本篇を読んでみてくださいね!

【表2】words@works1/2
きみはベッドの上でその一部始終を想像している(P216)
意味を盗まれた?(P206)
俺は最新トレンドが生き甲斐(P202)
四十過ぎても非正規の負け犬バカに権利とかないから(P194)
芥川賞作家の町田康さんの文章を書きうつしてみる(P188)
とはいえ、ウィルソンと澁澤(P184)
「カフェテラス本郷」や老舗の「近江屋洋菓子店」など(P180)
近眼のままただ焦点が合わなくなった(P175)
かりあげ君(P171)
奇しくもジョン・ゾーン以前からポストモダニズムと(P163)
神代のインモラル、魔境は彼方にあるものではない(P158)
友達に本田翼に似てるって言われちゃった(P150)
自称ミュージシャンの男(P143)
西荻窪と吉祥寺の間は1駅だけで(P135)
この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない(P132)
よければ最高のレバ刺し、お出ししますよ(P120)
ガイネンとかどうでもいいし(P119)

【表3】words@works2/2
烏丸御池のすぐ側に「新風館」という複合商業施設(P108)
なぜ「共同幻想」というのか(P102)
エアコンのリモコンが行方不明(P99)
「私なんかこれだけですよ、これだけ」とまくしたてる(P92)
漆原さんには「エモさ」が足りません(P86)
えびの数だけ幸せに(P73)
この「いつの時代も」という一語は、決定的に重要だ(P69)
ふつうは男友だちと遊ばないでしょう(P63)
何者でもないうちに知り合いを作るという投資的な考え方(P58)
西谷祥子の『飛んでゆく雲』(P54)
闇夜のサッカーも全然問題ない(P48)
キスによって生気が奪われ死ぬというパターン(P41)
ミサコがパリの映画好きだったわ(P37)
私は散歩に目覚めてしまった(P31)
ケンちゃん!(P25)
踊ったらどうだい? そう皮肉げに告げた(P15)
35歳のぼくは「子ども」ではなくなった(P7)

と、すっかり文字が多くなってしまいました。やっぱり、最後に1曲。いまの時期だとこれ...神風特攻隊みたいなハラスメントは、もうたくさん! 




Vol.14 Coming! 20240401

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