まる1ヶ月かけて「カモメの7号」37篇の掲載作品を紹介し終えました。第6号のときは<おまけ>のノベライズを書きましたが、今号では<つかみ>で先手打っちゃったし...まあ、ふつうに。
今晩は港区赤坂にある双子のライオン堂さんにてイベントがあります。店主の竹田信弥さんは小誌に理解を示してくださり、ありがたい限り。対談するのは人と本屋のインタビュー誌『HAB』編集人/H.A.Bookstoreの松井祐輔さんで、最新号を読んでいたら、小誌2〜3号の頃一緒に書店まわりをしてくださったツバメ出版流通・川人さんが登場してびっくり! 世の中は広いようだがどこかでどこかがどこかと繋がってできている。そして私は久禮亮太さんの寄稿作紹介でも書いたように長らく「ダム近辺」に棲息していたので、お話が伺えることとっても楽しみです!
5/31(火)19:30〜『Witchenkare』×『HAB』<リアル編集後記2>
http://liondo.jp/?p=857
多くの新しい書店さんとの取り扱いが始まったり、これまでお取り扱いいただいてきたお店の方ともあらためていろいろなお話ができた、第7号であります(現在進行形!)。おかげさまで拙宅の在庫も残り少なく...いまのペースでより多くの方の手に届くこと、発行人として強く願います。
年初にデヴィッド・ボウイが★になり、そろそろ今年も寄稿作紹介を、という頃に今度はプリンスが。悲しいですが、しかしオレんちの壁面の少なくないスペースを占めている作品はstill matterです。
昨年のグラミー賞「最優秀アルバム賞」でプレゼンターだったプリンスは、壇上で「Albums, Remember Those? Albums still matter. Like books and black lives, albums still matter/アルバムって皆覚えてるかい? アルバムはまだ大事だ。本とか黒人の命と同じようにアルバムって重要なんだよ」とスピーチしたとか(http://goo.gl/ADwWicより)。
発行人は小誌をプリンスが言っているような意味での<アルバム>だと思っています。2016年の春に、寄稿者38名と写真家の徳吉久さん、デザイナーの吉永昌生さん、校正/組版の大西寿男さんと一緒に、紙のメディアとしてつくったアルバム(誌)。掲載作ひとつひとつは独立性/拡張性が高いのでコンピレーション・アルバムに近いですが、それでもたんなる「寄せ集め」ではなく、各々が新たな方向性を探ってみるような、チャレンジングな一篇を書き下ろし、それらを編集してこのかたちにまとめたもの。
明日、<第7号のまとめ>をアップ予定です。紹介文内の私の戯言はともかく、ぜひ各寄稿作の引用部分を、多くの方に読んでいただきたいです。そして「カモメの7号」をぜひ書店で手にとって...買って読んでくださいね!
Vol.14 Coming! 20240401
- yoichijerry
- yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare