本日午後、ウィッチンケア第11号無事校了となりました。寄稿者、制作関係者、そして読者のみなさま、ありがとうございました。みなさまあっての小誌、と今回もあらためて肝に銘じます!
そんなわけでありまして、今号、コロナ禍やオリンピック関連のあれこれ、政治や経済や教育などの社会問題などが色濃く反映された1冊となりました。ネットのようにリアルタイムではありませんが、2019〜2021年という時代の刻印として、多くのかたに読まれれば嬉しく存じます(時代に関係なくマイペースな作品を寄稿してくださったかたもいます、もちろん)。
書店には早ければ3月26日(土曜日)頃から並び始めるはず。書店関係の皆様、小誌第11号(BNも)のご注文は、(株)JRCの下記URLよりよろしくお願い申し上げます。
http://www.jrc-book.com/list/yoichijerry.html
そしてそして、アマゾンでの予約も、すでに開始しています!
みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます!
ウィッチンケア第11号(Witchenkare volume 11)
発行日:2021年4月1日
出版者(not社):yoichijerry(よいちじぇりー)
A5判:212ページ/定価(本体1,300円+税)
ISBN: 978-4-86538-111-5 C0095
【掲載作品~目次より】
006……オザワミカ/ご機嫌を取り続ける毎日
012……長谷川 裕/アマウネト──Kさんのこと
018……久保憲司/電報
022……カツセマサヒコ/それでも殴りたい
028……朝井麻由美/ユカちゃんの独白
032……久山めぐみ/立てた両膝のあいだに……一九八〇年代ロマンポルノの愉しみ
038……仲俣暁生/テキストにタイムスタンプを押す
044……小川たまか/トナカイと森の話
052……柴 那典/ターミナル/ストリーム
058……長谷川町蔵/川を渡る
064……トミヤマユキコ/俺がお前でお前が俺で──マンガ紹介業の野望
068……武田 徹/日本語の曖昧さと「無私」の言葉
074……谷亜ヒロコ/鷺沼と宮前平へブギー・バック
080……清水伸宏/定年退職のご挨拶(最終稿)
088……古川美穂/おいの言霊
094……多田洋一/捨てたはずのマフラーどうしちゃったんだっけ
108……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス漆原良彦CEOインタビュー
114……我妻俊樹/猿に見込まれて
120……藤森陽子/上書きセンチメンタル
126……柳瀬博一/富士山と古墳と国道16号線
134……中野 純/東男は斜めに生きる
140……美馬亜貴子/コレクティヴ・メランコリー
146……東間 嶺/パーフェクト・インファクション──咳をしたら一人
152……宇野津暢子/水野さんとの15分
158……荻原魚雷/古書半生記
162……宮崎智之/五月の二週目の日曜日の午後
170……かとうちあき/チキンレース問題
174……吉田亮人/対象
178……ふくだりょうこ/知りたがりの恋人
184……ナカムラクニオ/妄想インタビュー フロイト「夢と愛の効能」
190……木村重樹/生涯2枚目と3枚目に買ったレコード・アルバムについて──キッス讃
196……矢野利裕/資本主義リアリズムとコロナ禍の教育
206……参加者のプロフィール
編集/発行:多田洋一
写真:岩田量自
instagram: @johnny777
デザイン:かむらまき
印刷/製本:株式会社シナノパブリッシングプレス
〈2010年4月創刊のインディーズ文芸創作誌「Witchenkare(ウィッチンケア)」は今号で第11号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に!」と寄稿依頼した、32名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました!〉
【公式SNS】
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