2010/01/27

Test 03

長文の見栄えは?

かつてゲスト・ルームに足跡を残した(19 Dec 1999)Looking For PREFAB SPROUTの「更新履歴(ブログ)」内で見つけたすばらしい記事から抜粋。

Prefab Sprout's new album
by Thomas Dolby

〜前略〜

今にして思えば、'Let's Change The World With Music'のリリースを取りやめた当時の判断が、バンドのキャリアに消すことのできないダメージを与えたと言える。明らかにそれは作品をぶち壊した。その後の12年間に出たアルバムはわずか2枚だけで、そのいずれもが、前4作に値する批評家からの評価や、あるいは商業的成功を収めることができなかった。他にも着手にいたらなかったプロジェクトがいくつかあった。怪傑ゾロに関するミュージカルや、マイケル・ジャクソンをテーマにしたアルバムも含まれる。 PaddyやKitchenwareのマネージャは私にテープをよく送ってきて、私はそれをいつも楽しんだし、彼の自宅スタジオでのレコーディングがいかによくなっているかに強い印象を受けた。

その間に、時代はアーティスト自身がネット上で作品を発表できる時を迎えた。私は、メジャーレーベルとの契約を完全に捨てて、ネットで作品を配信すべきだと、繰り返しPaddyに言った。彼のアウトプットは豊富で、1年に2〜3枚のアルバムは簡単に出せただろう。巨大なメーリングリストを保持して(弟のMartinはWebのエキスパートになっていた)、A&Rやラジオ局の宣伝マンからの干渉を受けずに十分な収入を得ることができただろう。しかし、彼は音楽ビジネスに関しては非常に保守的で、商業(主義)的に受け入れられなければ成功とはいえないと考えていた。たとえばWHSmithsの窓にポスターが貼られたり、BBC Radio 1で曲がかかったりとか。彼は完全にそういう考え方に傾倒していた。しかし今日において、業界が作ろうとしているスターというのは、名声に飢えた二十歳そこらの、歌って踊れて、世界チャンピオンみたいに服を脱げるような若い娘なのだ。Paddyの健康状態は良くなく、スポットライトを浴びる場に出られる状態では無い。だから、おそらく今の彼なら私の忠告を聞いて、新曲を作り、Sproutsの献身的なファンに向けてネット上で淡々とリリースすることも考えてくれるだろう。

〜後略〜

翻訳: Mr. N

http://sneeze2.ld.infoseek.co.jp/prefab/thomasblog.htm
より引用(リンク先で全文が読めます)

Vol.14 Coming! 20240401

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