来月1日からは恒例の掲載全作品紹介を始める予定ですが、今月に入ってからこれまでのあれこれを、少しまとめてみようと思います。
<スロースターター気味だった...>
先月半ばに注文書ができあがり、取次会社(株式会社JRC)経由で全国の書店にファックスで発注をかけてもらいました。この時点での反応は、じつは前号前々号より芳しくないもので...同時進行で校了作業をしていた私は正直「えっ!? ぎょえ」と、誰にも言えない秘密の心労を抱えておりました。
表紙やコンテンツ情報の解禁を例年よりゆっくりめにしたのがまずかったのかな、等と悶々。でっ、結果として印刷会社から拙宅に送られてきた在庫冊数が予定より多くなり、玄関に段ボールの高い山が!! これを2階の仕事部屋に黙々と運ぶのは、なかなか孤独でありました。
あくまで個人の実感ですが(←って通販CMみたいですがw)、書店さん、取次さんとも「在庫」に関しては年々厳しくなってきているような気が。なので、出版者(not社=私)が、事前にもっと「これは絶対売れますよ!」というPRができなければいけないのだなぁ、と。
挽回せねば、と正式発行前の3月末は見本誌/チラシ/注文書の3点セットをキャリーバッグに詰めて都内を中心にいつも以上に行脚。今回はこれが良かったのかな。実際の誌面を見てもらい、「こんな本なんですよ」と説明すると、書店員さんの反応もよいことが多くてその場で注文してくださったり、あらためてメールをいただいたり。じつは私の家にはもうFAXがないんですが、今回はずいぶんコンビニの複合機のお世話になりました。
もうひとつ。アマゾンさんは取次経由で入荷した小誌を、正式発行の数日前から販売してくれました。...しかし初回入荷冊数(上記のような理由で多くはなかった)がすぐに売り切れ。その後、すぐまとまった冊数の追加注文があったものの、ここでちょっとした“行き違い”が起こりまして、この原因究明/解決に約1週間、これにも悶々としました。正式発売に合わせてSNSで告知してくれた寄稿者のみなさま、申し訳ありませんでした!
<そして、現在は...>
多少バタバタしましたが、取次会社からはその後2度の追加注文。また直取引の書店からの追加注文や、新規取り扱い店も増えて、現在拙宅の段ボール数は過去号での正式発行3週間目よりずっと少ない状態。
また今回はいままでメールだけのやりとりだった大阪/京都の書店さんにも足を運び、直接ご挨拶することができました。今後は、読んだ方からの各作品に対する声が聞こえてくるといいな、と思っています。ホント、誰が書いているかだけでなく、誰が「何を」書いているかを気にかけると、格段に面白く読める誌ですので。
...ということでこの行脚で痛感したこと。小誌はもっと知られなくては! 苦節7年、まだ誌名も認知度曖昧...ウィッチンケアです。「ィ」と「ッ」は伊達さんと富澤さんのサンドウィッチマンと同じく小文字、また「ケア」の前にナカグロ(・)ハイフン(-)半角アキ( )etc.もございません。アルファベットではWitchenkareですが、これはKitchenwareのアナグラムです!
長々と失礼致しました。以下は、小誌にご興味を持ってくださった方にご一読いただきたいリンク先...
http://togetter.com/li/964236
※ウィッチンケア第7号正式発行前後の関連ツイートまとめ
http://www.facebook.com/Witchenkare
※公式Facebookページ。取扱書店などについてもほぼリアルタイムで紹介
http://witchenkare.blogspot.jp/2016/03/blog-post_20.html
第7号の内容がダイジェストでわかります
引き続きウィッチンケア第7号をどうぞよろしくお願い致します。写真は3月末行脚時にランチがおいしかった市ヶ谷のレストランと、愛用のキャリーバッグ(下北沢の本屋B&Bさんの近くにて)。