2010/09/24

創刊して半年です!

ほんとにもう、呼吸をしているのもばかばかしいくらい暑くて長かった夏が、ちらっとしか姿を見せなかった満月とともに、さっさとどこかへ逝ってしまいました。いやぁ、厳しかったな〜。

私の今年の猛暑対策は「とにかくただひたすら夏が過ぎ去るのを待つ」でした。元来せっかちな私にとって「待つこと」はひじょうに苦行ではあるのですが、しかし他に方法が思いつかなかったのだから、まあ、しかたなかった、と。心身ともにそうとうくたばりましたが、でもなんとか生き存えましたので...2010年もあと3ヶ月。

Witchenkare Vol.1を創刊してそろそろ半年、この間もずっと自分が「できること」と「できないこと」について考え続けていました。

ときには考えすぎて「もうウィッチンケアについては考えないようにしよう」という考えに至ることもありましたが、そんなときには即座に「なぜおまえはいま『もうウィッチンケアについては考えないようにしよう』という考えに至っちゃったのか」ということについて考えていまして、しかし自分だけでじっと考えていればリトルプレスが勝手に大きく育つってものでもないので...、つまり考えた後のことを、これからは実行していこうと思っています。

だって、呼吸をしているのもばかばかしいくらい暑くて長かった夏もやっと終わったのだし。

Witchenkare Vol.1は引き続き当ブログ内の「Witchenkareを購入できるのは...」欄で紹介している各書店で販売中です。読書週間までにはまだ1ヶ月ほどありますが、フライング大歓迎!

どうぞみなさん、ぜひ一度手にとってみてください。よろしくお願い致します。

2010/07/07

人のまえでしゃべること

先日、ある方からの依頼を受けまして、大学の授業で1時間強ほど「自分の仕事」についてしゃべってきました。最初は「えっ? なんで私が!?」と思いましたが、まあ、「出版界にはいろいろな仕事をしている人がいる」ということを、未来のある若い人たちに知ってもらうための一環というか、そんなことなのだろうな、と私なりに理解してのことです。

私の通常業務での仕事は、創業(!?)以来ずっと裏方、というか、スタッフワークです。ちょっとまえにある方と話をしていて「あなたはずっと『のりたま』としてキャリアを重ねているんですね。私は袋の裏に記されている成分表示です」と説明したのですが、つまり、ある出版物に私の名前がクレジットされていたとしても、それは「のりたま」という名前の製品における胡麻、鶏卵、海苔...あるいは、着色料や酸化防止剤のようなもの。

「学生さんって酸化防止剤の話、興味ありますかね?」ってな気分でしたが、でも「のりたま」を賞味期限内おいしく保っているという役割のものも世の中には存在するのだ、ということで...まあ、私のしゃべったことが、若い人たちに反面教師的にでも伝わればいいなと思っていました。

私は常日頃から口数の多い男ではありますが、いままで自分の仕事に関して不特定多数の人のまえで話した(り書いたりした)ことは、ほとんどありませんでした。法螺を含んだ「ビッグな発言」「エキセントリックな発言」はよく用いますが、それは相手の顔が見える場所(会議だったり)での密室的なもの。プライベートでは音楽の話かエッチな話...まあ、そんなことはいいか。

実際にしゃべっている最中に、自分のなかの「自分のある部分」に気がついておもしろかったです。それは「しゃべらないでいる状態」では私のなかで判断保留のことがら、どっちとも決めかねているから「それ以上考えないでいる」ことがらについても、けっこうバサバサと白か黒かに決着つけて言葉にしちゃうんですよ、自分。まあ「それが人のまえでしゃべるってことだよ」とそういうことに慣れている人から言われたら、そのとおりですね、としか...、なんですが。

少し時間が経って、過去に同じ体験をしたことがあったな、と思い出しました。もうずいぶんまえですが、外国人相手(特定の1人)に、自分の仕事について英語で1時間弱説明したことがありまして、そのときも「私の仕事は○○を○○することだ」「○○さんは偉大な人だ」「仕事を通じて○○したい」などと断定的にしゃべりながら、どこか「へ〜、オレって自分の仕事や知り合った人についてこんなふうに決着つけていたんだ」と、自分を他人が話しているように感じていたっけ。母国語じゃなくてボキャブラリーも少ないんで、バサバサと。

学生さんたちにはなるべく率直にしゃべろうと思っていました。おおむね「ほんとうのこと」を言葉にしてきたはずです。諸般の事情で多少の脚色/隠蔽もおこないましたが、それは職業癖(広告とかノベライズとか)だしなぁ。...そして私のおしゃべりを聞いた人は、そこでの言葉をもとに、私という人間を理解(判断)する、と。

あっ、もちろんWitchenkareについてもちゃんとしゃべってきました。私がなにを思ってつくることにしたのか、どうやってつくったのか、できあがってなにがどうなのか、そのことについて自分がいまどう思っているのか等々。ふうん、自分、そう思っていたのか...ウィッチンケアは私にとって「のりたま」です。そして、他の寄稿者の作品は、それぞれにとってなんなのだろう、とも。まあ、そこにあるかもしれない齟齬も抱え込んでの、モノとしてのリトルプレス(雑誌)だと考えています。

前回の書き込み後にも、いくつかのお取り扱い店の方とやりとりをさせていただきました。皆様のご厚意に感謝致します。そして引き続き、私にできることを、やっていかなければ! みなさん、この夏はぜひ、Witchenkareを入手して読んでくださ〜い。

【追記】
当日のレポートを木村重樹さんがサイトにアップしてくださいました。どうもありがとうございました&よい経験をさせていただいたことに、感謝!
http://www.wako.ac.jp/sougou/oldblog/blog/00528/2010/08/post_190.php

(2010年08月17日)

2010/06/29

7月に向けて、さらに。

これが6月に入って最初の更新になってしまいました。

いかんいかん、今月は私、エアポケットに陥ったような日々を過ごしてしまいましたが、しかし個人発行のリトルプレスではあるが公に向かって発表しているものでありますから、個人の事情は個人でなんとかして、さらに先に進む所存です(...って、すいません、ちょっとこんな感じなことしか書けなくて)。

ここにはなるべく正直なことを記すのがよいと思っています。創刊からそろそろ3ヶ月の販売状況は、現在私が把握している限りでは...。

連絡をとらせていただいたお店のうちの何店かでは、何冊かの動きがあったようですが、しかし何店かでは(敢えて書いてしまえば我がホームタウンなどで...)、お店からの応援PRまでいただいたのに、まだ...。

またある店舗には、つい先日私が直接出向いて状況を確認しました。たいへん目立つ場所に平積みでど〜んと積んでくださっていました。納品冊数を把握している私は、素早く在庫数を確認しまして、ちょっと肩を落としてその場を立ち去りました。

すみません、私の不徳の致すところです。共同制作者の皆様にも、言い出しっぺとしては申し訳ない気持ちでして、先日会ったその中の1人に「それで、発行人として今後の方針や戦略は?」と問われて、もうちょっと明確なことを言えるようになろうよ、オレ!

現在まで連絡をいただいているお取り扱い店舗の皆様が、「引き続き委託販売OK」と言ってくださったこと、心より感謝致します。また媒体自体のPRのためにいろいろお知恵を出してくださった方々にも...しかし、なかなか実現できていなくて、すまぬ!

世の中に出回っているウィッチンケアが、1冊でも多く新しい読者の手に届くように、今後もじたばた動いてみます。そしてできるだけ正直に、ここに状況を記録していきます。

とりあえず、今日ここで発行責任者としてお願いしたいことは...。

「出たらぜひ読みたいです!」と言ってくださっていた方のうち、もし忙しさや最近のじめっとした暑さでWitchenkareのことなんかすっかり忘れてしまっていた、というあなた! 思い出してくださ〜い。そして、可能でしたらアクションやリアクションを、ぜひお願い致します。

また、すでに入手してはいるものの、たまたま読むことを忘れてしまっている方がいらっしゃいましたら、思い出して読んでみてください〜。そしてもしなにかを感じたら、どうか忌憚ないご意見をエクスプレスしてください〜。

さらに、今後なにかの機会でWitchenkareの存在を知った方、ぜひ入手してみてください!

さらにさらに、まだWitchenkareなんて知らないという方! 知ってください!!

いまは頭の中でこれすべて「自分で蒔いた種」というフレーズがガンガン回っている状態ですが、人は短くもなく生きてみると、そんなフレーズを内包しながらもまだ先を目指せるようです。

今日はこれから岡田ジャパンVSパラグアイ戦を応援します。

PS
私が春先から関わっていた通常業務での書籍が今月2冊店頭に出まして、来月にももう1冊発売されます。そのうちの1冊から、少しくらいはパワーを分けてもらいたい...、とWTKがらみの愚痴のふりをして、ちょこっとPRもしてみました、失礼。

2010/05/31

創刊して2ヶ月です

なんだかずっと天候不順のまま、今日で5月も終わりです。私は連休終了後は、ひたすら通常業務と格闘していました。中旬の10日ほどは寝ているとき以外はほとんどPCに向かっていまして、日に日にキーボードを打つ際に違和感を覚え、ああ人間の指の爪っていうは着実に伸びるものなのだなぁ、とへんなことに感動したり。

その間の気分転換みたいな感じで始めてみたtumblrには、なんだか、すっかりハマッてしまいました。テキストのやりとりで楽しんでいる方も多いようですが、私は画像がメイン(おもにReblog)。

音楽(ほぼ洋楽)を聞くのとレコード/CDを収集するのが唯一の趣味みたいな人間なので、いわゆる「ジャケ買い」のように未知の画像をストックし、休息時に一気にリブログするのは、なんとも楽しいです。そして、フォローしてくれている人からの「言葉ではない反応」があるのも嬉しく...、薄〜い感じのコミュニケーションが気楽でいいです。

ついでに日々ストックされる画像のarchiveを見直してみて、自分がどういうタイプのスケベなのかも改めてわかったりして(恥)。あっ、tumblr経由でこのWitchenkareブログを覗いてくださった皆様、どうもありがとうございます(と初めて言葉で感謝!)。

さて、4月に発行したWitchenkareは引き続き「Witchenkareを購入できるのは...」欄に掲載した書店で発売中です。新たな書店から取り引きに関する問い合わせはなく、現在発売中の書店から「売り切れにつき追加注文」という話もなし(といっても、私の家のクローゼット在庫ももはや10数冊なのですが)。現状維持のまま、1人でも多くの(切実)、新たな読み手に発見していただけるのを待っています。

ベストを尽くして制作したリトルプレスなので、じたばたせずにもうしばらくこの体制を続けます。ただ、個々の書店さんによっては、現在お預かりいただいている冊数(あるいは置いていること自体)が経営上の負担になっている場合が、あるかもしれず...。不義理をしていて申し訳ありません。今週後半から、私が動いていろいろご相談させていただきます。

ウィッチンケアという媒体自体のPR不足は強く感じています。物販の援護射撃になりそうな「話題づくり」もできず、非力ですいません(発行人の責任です)。

だが、しかし。

...もうしばらくはいまの進路を変えずにいこうと思っています。共同制作者の皆様、販売にご協力いただいている皆様、そして読者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。

2010/05/12

ふつうの日々

長かったGWも終わり、Witchenkare Vol.1は現在、当ブログ内の「Witchenkareを購入できるのは...」欄で紹介している各書店で販売中です。新たな取り扱い店の予定は、なし。当分は現体制のままでいってみます。私もしばらくは通常業務に勤しみます。

あ、連休中にTumblrを始めてみました。yoichijerry名義でもよかったのですが、どうせやるなら、何人かの方にでもウィッチンケアの存在を知ってもらえるかも、と思い、名義と壁紙だけではPRしてます〜。内容は...、まあ、発行人の人間性の一端が垣間見える程度のもの、かと。

それではまた、新しい動きなどありましたらご報告致します!

Vol.15 Coming! 20250401

自分の写真
yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare