昨年の今日、私は本ブログを“2024年のLong Hot Summerはホント身体に堪えました”と書き出しましたが、いやあ、今年、昨年をはるかに超えた猛暑で...(いまから来年が恐い)。それはともかく、4月1日に発行したウィッチンケア第15号、無事取次会社との精算も終わりまして、そろそろ先へ進むための準備に取りかかろうとしています。
次号のヴィジュアルについてはすでにデザイナー・太田明日香さんと連絡を取り、より新しい方向性を探っています。併行して、あれこれ、アイデアとして暖めていたことにもトライしてみようと。
文芸創作誌「ウィッチンケア」はお取り扱いいただいているリアル&ネット書店での入手が可能ですが、正式発行から約半年が経ち、書店様の在庫がなくなったりして、手に取れる機会も当初ほどではなくなっていたり? ですので、今年は発行人(多田洋一)が主宰する直販店【Witchenkare STORE】に加えてBASEにも、公式オンラインストア【BASEウィッチンケア書店】をオープンさせました。そして今年も明日から期間限定(10/1〜10/15)のバックナンバー・セール(20%OFF/在庫有りのみ)をおこないます。みなさま、ぜひアクセスしてみてください!
https://yoichijerry.base.shop
...昨年は「第6号」と「第12号」についての振り返り、みたいなことを記しましたが、今年もセールに合わせてちょっとだけ。創刊号(第1号)と第9号について。
・第1号は、本をつくるぞ! という初期衝動だけで「できちゃった」ものでした。刷り部数500。売ること(売り方)はほとんど考えてなかったので、表4の値段は「定価」ではなく「頒価」とクレジットされています。それと、表1のロゴの場所が下の方なんですよね。当時、雑誌はコンビニエンスストアでの売れ行き依存度が高くて、そこの棚に置かれたときにロゴがしっかり見えるようにデザインするのが暗黙の了解事項、といった風潮だったと記憶していますが...なんか、そういうことに従いたくなくて、敢えて下方にロゴを配したりして。
・第9号は、この号から“表紙を含む全ヴィジュアルを毎号新たな写真家に依頼”するようになった、現在の小誌のプロトタイプみたいな1冊です。表1には「これまでとこれから」とのコピーが入ってますが、それは当時の発行人の心境(だったと思う)。ちなみに《すすめ、インディース文芸創作誌!》という第2号から第10号まで使用していた一文も残っていますが、これのインスパイア元はバラエティ番組「進め!電波少年」でして、あのハチャメチャな感じに多少あやかりたい、という当時の発行人の心境(だったと思う)。あと、ひらがな〜カタカナ〜漢字〜約物(誌面の「!」はイタリック)のバランスを気に入っていた、というのもあったかな。
ということで、明日10月1日から10月10日まで、BASEウィッチンケア書店とWitchenkare STOREとにて期間限定のSALEを開催します。あっ、BNの寄稿者などについては両サイトの他、公式のnoteとブログ、Wikipedeiaでも確認できますので、どうぞよろしくお願い致します。