2025/05/02

VOL.15寄稿者&作品紹介04 木俣冬さん

ネット上で長くNHKの朝ドラ(連続テレビ小説)レビューを続けているフリーライター/ノベライズ作家の木俣冬さん。11年目となった今春からは、掲載媒体もCINEMAS+からDIAMOND onlineにお引っ越しとなりました。なんにしても、第112作目となる「あんぱん」は好評なようでなによりであります。木俣さんの著書「ネットと朝ドラ」(blueprint/2022年)の〈長いあとがき〉は「ちむどんどん」に言及したところで終わっていましたが、後年、いつの日か「続・ネットと朝ドラ」が刊行されたなら、世間一般の評価が激しく分かれた「あんぱん」の前々作「虎に翼」と前作「おむすび」についての分析も拝読したい...といいますか、木俣さんの小誌今号への寄稿作「イケメンという言葉の黄昏に」では、すでにそのあたりについても少し触れられていまして、とても興味深い内容です。しかし、それにしても、なんだか2025年は女性の俳優さんにとって受難の年だなぁ、ここまでだけでも。



 

↑で「女性の俳優さん」と私(←発行人)は持って回って書きましたが、「イケメンという言葉の黄昏に」は〈あえて女優と書く。〉という一文で始まります。そういえば、少し前に「自称○○○○容疑者」と報道された女性についても、ニュースではほぼ「俳優の〜」という伝え方をしていた記憶があるので、いまや“女優”という言葉もNGではないものの気遣いをして選ぶものとなっているようで、そんな時代の風潮に対する筆者の思いが、作中にはしたためられています。不肖私も“女優”という言葉が喚起する優雅さというか希少(プレミア)感は、なくさなくても良いような気がする...職業分類は俳優だけど、時代を象徴するような名優には男優も女優も可、とか。


本作では「女性の俳優さん」の美貌(見てくれ)に関する、レビュアーならではの細やかな観察眼も存分に発揮されていまして、「えっ!? いままで全然気付かなかった」みたいな、目から鱗な指摘もいくつか。それを女優の業の為せる云々、とか私が書くとまた焦臭くなってきますので控えますが、読者のみなさまに置かれましてはぜひ木俣さんならではの考察をご一読のほど、よろしくお願い致します。



ウィッチンケア第15号(Witchenkare VOL.15)
発行日:2025年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:276ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-86538-173-3  C0095 ¥2000E



『「阿修羅のごとく」の四人をわたしは「女優」と呼びたい。付け加えるなら、広瀬すずを「女優」と思ったのは、『阿修羅のごとく』がはじめてであった。意識を失った夫への心情の表現は「女優」と讃えたい。
 最近はジェンダー平等の観点から「女優」という言葉を使用しないようになってきている。わたしはもともと、フラットに男女問わず「俳優」と書いてきたし、ほんの数年前、「俳優」と書いたら、会社の規定だからと「女優」と直され、揉めたこともある。あんなに頑なだったあの会社もそろそろ規定を見直しているのではないだろうかと思うが、わたしがあえて「女優」と使うときは、恋や美など、ある種の欲望や人間の業を濃密に演じた俳優に対してである。
 もはや誰だかわからないほど変わってしまっているけれど誰も何も言わないという状態において女優の地位を確立したと思う俳優もいる。他人の顔について、たとえ褒めることでも憚られるいま、「美人女優」なんて言葉はもってのほかだろう。もちろん「美人過ぎる◯◯」なんて表現は安易だと思う。が、誰がなんと言おうと、美しさが重要素であることを肯定したいのだ。顔が好き、問答無用に美しい、そう思うことがあってもいいではないか。わたしは広瀬すずの顔をただただ美しいと思う。


~ウィッチンケア第15号掲載〈イケメンという言葉の黄昏に〉より引用~

木俣冬さん小誌バックナンバー掲載作品:まぼろしの、〉(第13号)/〈アナタノコエ〉(第14号)


※ウィッチンケア第15号は下記のリアル&ネット書店でお求めください!


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https://yoichijerry.tumblr.com/post/781043894583492608/


VOL.15寄稿者&作品紹介03 渡辺祐真さん

 今回が初寄稿となる渡辺祐真さんは、“スケザネさん”の愛称でも広く知られる作家/書評家/YouTuber。単著『物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』(笠間書院/2022年)をはじめ、編著『みんなで読む源氏物語』(早川書房/2023年)、共著『吉田健一に就て』(国書刊行会/2023年)etc.関連書籍多数、さらにテレビ、ラジオ、ネット動画、イベントでも精力的に活動していまして、そんなスケザネさんと私(←発行人)は、昨年10〜12月に町田市民文学館ことばらんどで開催された《森村誠一展》でご縁があり、お目にかかったさいに直接寄稿依頼をして、お引き受けいただいたのでした。現在、 NHKラジオ第1(東京)でオンエアされた「スケザネの古典は笑って読め!」(ゲスト:いとうせいこうさん、林家たい平さん)が5月4日までアーカイヴ配信中。またポッドキャストでは谷川嘉浩さんとの「Ink and Think」も始まりました。こちらは“ほぼ毎週水曜の朝に更新予定”とのことですので、ぜひアクセスしてみてください!




寄稿作「無益評論家として生きていく」は4章に分かれており、冒頭には〈「現代」の話ばかりするのに疲れた〉との一文があります。どうして? と思いつつ読み進めると、「なるほど!」と納得させられちゃうんですよね。書評家という仕事では、ある作品を(とくにメディア上で)紹介するとなると、〈「現代」という観点がほぼマスト〉でリクエストされる、と。たしかに、「今・ここ」を生きている私たちは、ごく自然に(つい...)過去の史実でも物語でも、「現代」に紐付けて理解したがる...そんな風潮に「疲れた」と小さな釘を刺してから、筆者は三島由紀夫、谷崎潤一郎、小津安二郎などの魅力について言及していきます。


つい最近、ローリングストーンズが来年5月の東京ドームをもう抑えた(来日!?)との噂を聞きましたが、それに関して「代表曲の『Brown Sugar』はもう公では演奏できないのではないか」という話も(歌詞があまりに「今・ここ」的にふさわしくないので)...スケザネさんの寄稿作と直接の関係はありませんが、そんなことも思い浮かべながら本作を再読し、時代の流れに思いを馳せてしまいました。みなさま、ぜひ小誌を手に取って、タイトルにある「無益」という言葉の意味をご確認ください!


ウィッチンケア第15号(Witchenkare VOL.15)
発行日:2025年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:276ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-86538-173-3  C0095 ¥2000E


 世の中には、幻想小説やファンタジー小説という、この世から隔った世界を描くジャンルが存在する。三島も、彼が敬愛した泉鏡花も得意としたもので、現代でも脈々と受け継がれている。そうしたジャンルについて、しばしば下手なリアリズムよりも、よっぽど現実に対する眼差しが鋭いとか、現実世界の政治を巧みに映した陰画のようだと評する向きがある。
 私はこの手の評価が大嫌いなのである。現実に隷属されたものとしてしか、評価軸を動員できないからだ。言うなれば、文学は役に立つか立たないか、無駄は役に立つか立たないかという議論において、その二元論に乗っかるようなもの。文学には、現実とはまた別の軸で勝負しようとする作品もきっとあるだろう。


~ウィッチンケア第15号掲載〈無益評論家として生きていく〉より引用~



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VOL.15寄稿者&作品紹介02 藤森陽子さん



小誌創刊号からの寄稿者・藤森陽子さんは、「BRUTUS」「Hanako」等マガジンハウスの雑誌をメインに活躍するフリーランスのライターです。同社の仕事以外でも、先月からは『銀座百点』での連載コラム「銀座ぶらぶらコーヒーさんぽ」がスタート。また(理由は前号での紹介ご参照)家具デザイン・プロダクトデザイン・インテリアデザインを手がける「藤森泰司アトリエ」の代表取締役も務めています。そんな藤森さんの今号への寄稿作は、取材活動中でのふとしたエピソードを端に、昨今のジェンダーにまつわる“言葉”についての私感を綴ることから始まりまして...じつは令和七年のウィッチンケア第15号、少なくない書き手がこのあたりのことに触れていまして、なんというか、時代の変化を各自が感じつつ、“言葉”を扱う仕事柄だからか、みなさんデリケートになっている、といいますか。そんな折に "As official policy of the U.S. government, starting today, sex is defined as male or female"とか宣うブルシットな米国大統領って...。 



寄稿作の導入部分にある、「#Me Too運動を皮切りにジェンダーレス、ジェンダーフリーが広く語られるようになって以降、 〝女性らしさ〞を画一化する表現に校正チームから逐一赤字が入るようになった」という、気になる一文。たしかに、ずいぶん前から看護婦は看護師になり、スチュワーデスは(その俗語「スッチー」もろとも)死語となり、最近は「女子アナ」という言葉も憚られるように。↑の大統領の国では三人称代名詞(she/he)すら使わない方がベター、みたいな風潮もある、とか。


さて、ジェンダーにまつわる話とタイトルに使われた「蒸籠」は、どんな関係性にあるのか? じつは本作ではもういくつか、大きなテーマが語られていまして、それらをあまり根詰めて考えていると二進も三進もいかなくなっちゃうので、そんなときは「だいたい蒸籠で蒸すと〜」ということなのかな、と私(←発行人)は受け止めたのですけれども、読者の皆様はいかがでしょうか。


ウィッチンケア第15号(Witchenkare VOL.15)
発行日:2025年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:276ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-86538-173-3  C0095 ¥2000E






だからフェミニンという単語を書くのはおそらく4年ぶりか、それ以上だったかもしれない。「もしかしたら、一周回って今、いいかも」と、根拠のない確信がふいに湧いてきて、ダメ元でそのまま彼女の言葉を原稿にしてみたところ、案の定、きっちりと修正されたのだった。……まだ、早過ぎたか。
 きっとガチガチの男社会であったろう食の世界で研鑽を積み、シェフパティシエにまで上り詰めた彼女が、力みも気負いもなくのびのびと女性であることを楽しんでいる空気感に、「今」というか淡い希望が感じられて嬉しかったのだが、それを伝えるにはいかんせん文字数が足りな過ぎたようだ。
「奥様」「家内」の表現は軒並みNGになり、「妻」や「パートナー」に変わったのに、世の女性たちは未だに伴侶のことを「主人」と呼んで違和感を抱かないのはなぜに? などと考えながら、フェミニンを〝エレガント〞と書き換えてなんとなくお茶を濁したのだった。

~ウィッチンケア第15号掲載〈だいたい蒸籠で蒸すといい〉より引用~


藤森陽子さん小誌バックナンバー掲載作品:茶道楽の日々〉(第1号)/〈接客芸が見たいんです。〉(第2号)/〈4つあったら。〉(第3号)/〈観察者は何を思う〉(第4号)/〈欲望という名のあれやこれや〉(第5号)/〈バクが夢みた。〉(第6号)/〈小僧さんに会いに〉(第7号)/〈フランネルの滴り〉(第9号)/〈らせんの彼方へ〉(第10号)/〈上書きセンチメンタル〉(第11号)/〈おはぎとあんことジェンダーフリー〉(第12号)/〈梅は聞いたか〉(第13号)/〈富士の彼方に〉(第14号)





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2025/05/01

VOL.15寄稿者&作品紹介01 綿野恵太さん

 今回が「ウィッチンケア」への初寄稿となる綿野恵太さんは、『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社 2019年)『みんな政治でバカになる』(晶文社 2021年)『「逆張り」の研究』(筑摩書房 2023年)などの著書がある評論家です。以前から、どの本もタイトルがちょっと引っ掛かる...というか、気になってはいたのですが、昨年『「逆張り」の研究』を拝読しまして、あっ、私のいだいた「引っ掛かり」とは、つまり著者が逆張っていたりシニシズム的な気質なのではなく、社会の事象を分析する手段として、とくにネット界隈における「いわゆる逆張り的な言説」に注目して評論活動を展開している方なのだな、とわかりました。同書内にはご自身が某新聞社から「逆張りする側」みたいな取材を受けそうになってショック、みたいな逸話も掲載されていますが...いやいや、著者はあくまでも「逆張り」をキーワードとして思考実験的なエッセイをものしたのだ、と感じました。そんな綿野さんは書籍だけでなく、動画配信プラットフォーム「シラス」にも《綿野恵太の失われた批評を求めて》というチャンネルを持っていますので、こちらにもぜひアクセスしてみてください!




寄稿作「ロジスティクス・ディストピア」は、物流倉庫での仕事体験をベースに、職場での人的コミュニケーションを考察した一篇。タイトルにもあるように、最新のテクノロジーによって人間の労働がコントロールされている体制を、綿野さんは「管理監視社会のディストピアだ」と書いています。しかし、本作が一筋縄ではいかないのは、ディストピア=悪場所=なんとかしなければ、といったありがちな問題提起ではなく、ある種の人間にとってはこのディストピアがユートピアなのかもしれない、という仮説へと話が繋がっていくこと...こうした思考回路を「逆張り」などと言っては、それはあまりに短絡的!?


身辺雑記のような柔らかい語り口ながら、「ポストフォーディズム」「情動労働」といった学術的な言葉も織り込まれていて、著者の思索が懐の深いものだと伝わってきます。また作品後半で言及されている、男/女の愛嬌についての考察も...いやいや、そのあたりは小誌を手に取って、ぜひご一読のほどよろしくお願い致します。


ウィッチンケア第15号(Witchenkare VOL.15)
発行日:2025年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:276ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-86538-173-3  C0095 ¥2000E


 しかし、物流倉庫の働き方は、その真逆だと言える。コミュニケーションは限りなくゼロ。人間どうしの交流は意図的に抑制されている。活発なコミュニケーションが企業にとってプラスになるとは限らないからだ。かつてのフォーディズムの時代、工場のベルトコンベアーのまえで黙々と作業した労働者たちは、やがて集団で結束して企業に要求を突きつけた。同じ職場で働けば、ひとは自然と仲良くなるものなのだ。
 だからこそ、物流倉庫では働く人たちをバラバラにする。テクノロジーを駆使して。働く時間が被らないように巧妙にシフトをずらす。業務を完全に個人単位で完結させる。他人と関わらないようにデバイスに指示させる。集団で働かせるが、労働者どうしで横のつながりはつくらせない。ウーバーイーツの配達員のように、バラバラの個人のままに留めておく。きみたちは、モノを右から左に動かすだけでいい、余計なことはするな、というわけだ。

~ウィッチンケア第15号掲載〈ロジスティクス・ディストピア〉より引用~


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2025/04/17

正式発行から2週間ほど経ちまして(ウィッチンケア第15号)

 今号は3月25日午前中に完成品が拙宅へ、との予定を組みましたが、物流の世界はたいへんそうで、到着したのが午後2時過ぎ。それでもその日のうちに、まず寄稿者さまなど関係者への発送。26日は予約注文をいただいた書店さまへの発送。そして27日は東京都内のいくつかの書店さまへの直納でクルマを発動。

毎年この日は浮かれ気分なのです。校了までは自室に館詰め...そこからの開放感で、ついついBGMの音もデカめになりがち。桜は、ちょうど咲き始めでした。↓の写真は中野あたりの信号待ちで写したもの。



さて、正式発行から2週間と少しが過ぎました。昨年は某大手ネット書店が正式発行日に在庫切れ、という事案でして、今年はその反省を踏まえてかなり綿密にことを進めていたはず...なんだけれども、またもや不測の事態が。くどくど書いても仕方ありませんが、要は某大手ネット書店がPO(purchase order)の相手先を間違えた、と(小誌取り扱いのJRCさんではなく大手N社に...)。このことが判明するまでに1週間、その後のやりとりで、復旧したのが昨晩(4月16日)ですもの。「○○○○でも買えますよ」とポストしてくださった寄稿者のファンのみなさま、申し訳なかったです。「まだ届かない」といったSNSの書き込みを見るたびに、消え入りたくなりました。There is no use crying over spilt milkですが、ご迷惑おかけしました(いまさらですが、在庫、しっかり揃っています)。

https://www.amazon.co.jp/dp/4865381732


3月29日、本サイトなどにアップした「(仮)ウィッチンケア第15号が手に取れる書店」は、週明けにでも「(仮)」をはずそうと思っています。新たなお取引先が増えたり、諸般の事情で今回は連絡をいただけなかったりと悲喜交々ではありますが、第15号はこの体制で進んでいこうと。みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。刷り部数は今号も1200、1000だとちょっと心許なくて、でも200増えると「ちょっと大丈夫かな?」と感じる、そんな身の丈の媒体です。

そして小誌は表紙に内容を示唆する文言などがないため、ネットに掲載した【もくじ】以外は「読んでみてのお楽しみ」なのでありますが、もう少ししたら恒例の《寄稿者&作品紹介》を公式ブログ(とnote)で始めます。今号は寄稿者が47名。5月中にはコンプリート、の予定です。

そしてそして、来月5月11日に開催される「第40回文学フリマ東京」に、今年も「ウィッチンケア書店」として出店しますので、ぜひご来店ください。

https://c.bunfree.net/c/tokyo40/1F/M/24


この機会に、リアルでご挨拶できていない方とも、ぜひお目にかかりたいです。みなさま、2025年4月1日に正式発行となりました文芸創作誌「ウィッチンケア」第15号を、引き続きどうぞよろしくお願い致します!


(仮)ウィッチンケア第15号が手に取れる書店

https://note.com/yoichijerry/n/n9089f16965e1


※きちゃ 〜ノベライズ・ウィッチンケア第15号〜
(下記URLを読むと第15号の全体がざっくり見渡せます)




ウィッチンケア第15号(Witchenkare VOL.15)
発行日:2025年4月1日
出版者(not「社」):yoichijerry(よいちじぇりーは発行人の屋号)
A5 判:276ページ/定価(本体2,000円+税)
ISBN:978-4-86538-173-3  C0095 ¥2000E


【寄稿者/掲載作品】〜もくじ〜より

008  綿野恵太/ロジスティクス・ディストピア
014  藤森陽子/だいたい蒸籠で蒸すといい
018  渡辺祐真/無益評論家として生きていく
022  木俣冬/イケメンという言葉の黄昏に
028  カツセマサヒコ/宙を跳ぶ
038  関野らん/死者の尊厳
042  木村重樹/『いなくなっていない親友』のこと
048  山本アマネ/いつも読書の途中
052  鶴見済/推す気持ちがわかっていない
058  武塙麻衣子/ひょうすべ
064  加藤一陽/俺のヰタ・セクスアリス
070  朝井麻由美/エモーショナル・ドリーム
076  中野純/男性の乳首には隠す価値がある
082  早乙女ぐりこ/蜘蛛と鬼ババ
088  武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー
094  内山結愛/散歩、あるいはスーパーマーケットとTwitter
098  佐々木敦/おそらく実現されることはないであろうわたくしの夢のひとり出版社の、もしも実現したとしてもおそらく実現できることはないであろう、夢の刊行予定リスト
102  オルタナ旧市街/氷を踏む
106  清水伸宏/給水塔 もしくは、ヒマジン・オール・ザ・ピープル
112  絶対に終電を逃さない女/ちょっと疲れただけ
118  長谷川町蔵/ミックステープを聴いた朝
124  かとうちあき/宇宙人に会った話
128  多田洋一/山崎さんの殺人事件
140  星野文月/野良犬に月
146  コメカ/カニ人間
152  小川たまか/記録と記憶と証言
158  武田徹/いくじなしのむうちゃん!
162  蜂本みさ/編み物前線
168  宮崎智之/補欠論
174  3月クララ/ここから始まる
178  稲葉将樹/下妻〝書店〞物語 1980年代
184  すずめ園/幸せにしてあげる
190  荻原魚雷/先行不透明
194  仲俣暁生/橋本治の書物観
198  トミヤマユキコ/ひとりっ子という生き物の宿命
202  吉田亮人/小さくて、美しい
206  野村佑香/はじめの一歩
212  久禮亮太/フラヌール書店二年目の日々
218  うのつのぶこ/生きててくれればそれでいい
222  武藤充/チャネラー・足立幸子さんとの出会い
226  ふくだりょうこ/お薬をお出ししておきますね
230  我妻俊樹/スクールドールズ
236  美馬亜貴子/生存学未来論
242  久保憲司/アーティフィシャル・インテリジェンス
248  谷亜ヒロコ/折田さんは自分推し。
252  柳瀬博一/日本は東京以外でできている
260  東間嶺/(概略)アプデしない生き方のせいで殺されてしまった先生とわたしに関するおおよそ4000字のテキスト。
266  参加者のVOICE
274  バックナンバー紹介


編集/発行:多田洋一
写真:圓井誓太
Art Direction/Design:太田明日香
取次:株式会社JRC(人文・社会科学書流通センター)
印刷/製本:株式会社シナノパブリッシングプレス

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note

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《2010年4月創刊の文芸創作誌「ウィッチンケア(Witchenkare)は今号で第15号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に」と寄稿依頼した、47名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました。》



Vol.15 Coming! 20250401

自分の写真
yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare