2010/04/03

寄稿者紹介3(藤森陽子さん)


藤森陽子さんがまだ大塚陽子さんだったころ、その後パートナーとなる男性と、仲よく渋谷のデパートで買い物をしているところを偶然見かけた記憶あり...あれから喜びも喜びも幾歳月。

私と“大塚さん”はライターとして、これまで何冊かの書籍の仕事で一緒に働いてきました。「黄金ボキャブラ天国」のときは東京タワーの下にあるスタジオの「若手芸人の共同楽屋」みたいな大部屋で、まだ血気盛んな爆笑問題、松本ハウス、ネプチューン、フォークダンスDE成子坂、海砂利水魚、底ぬけエアラインなどが騒いでいる姿を観察し本番をレポートしたり(パイレーツはいつも隅っこにおとなしくいたっちゅ~の)、「ビストロスマップ」シリーズの何冊かでは、限られた条件と時間内で5人をインタビューしたり。まだまだ本は本屋さんで買う時代で、関わった本の何冊かは、発売日に、新宿・紀伊國屋書店のレジカウンターに平積みにされて売っていたのを覚えています。

そして大塚さんが藤森さんになって世紀が変わって、「めちゃイケ大百科事典」~後にも先にもコレを越えるきつい仕事はないだろう、きっと(編集担当者は校了日に流れ出る鼻血をティッシュを穴に突っ込んで押さえ、デザイナーの河地貢士(カワチコーシ)さんは長椅子に大の字で仰向け)〜という書籍を共同制作。番組の総監督・片岡飛鳥さんとの取材会議は、夜7時に始まりそのままぶっ続けで翌日正午を過ぎても終わらない、なんてことがザラで、そんな会議が月に何度か、約半年続きました。その間にも番組のオンエアは回を重ね、それに伴い原稿の追加修正も果てしなく...。

ついに完成し、初版10万部が即日完売ですぐに10万部増刷、その後も増刷が数年続き...テレビやタレントのある種のパワーを、心底思い知りました。そして、個人的には「世の中にはあんなに“くだらないこと”に命懸けで取り組んでいる制作者がいる」ということを実感し、以後テレビの見かたが変わった。同書のライティング作業でともに寿命を削った八巻裕実さん、加藤芳幸さん、Witchenkare Vol.2が立ち上がった際には、ぜひ寄稿のほどをご一考願いたく。

スタッフとして配されたライターは、ただひたすら「完成型として望まれている本」に向かって書き、文末や奥付にクレジットされるのです。テキストのどこかに“自分”みたいなものが投影されていないわけではないのですが、そんなことよりはとにかく「殺人者は人を殺し、恋人は恋をする」。

現在は「Hanako」等で活躍するライター・藤森陽子さんには、今回思いっ切り自分語りをしてもらいました。

「Hanako」2010年3/25号「吉祥寺特集」について
A.K Labo-blog
※いずれも藤森さんが紹介されています!

Vol.8 Coming! 20170401

自分の写真
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