2010/04/09

(株)啓文社社長・入江啓文さん

Witchenkareの印刷/製本は、可能なら「誰がつくってくれるのかがわかる」印刷会社にお願いしたいと思っていました。近年はネット経由でデータを入稿すると指定日までに本を送ってくれる、といったサービスもあるようですが、私は古いタイプの人間なので。

昨年末、都内の印刷会社をあれこれ検索していると、あ、私がかつて住んでいた「世田谷ボロ市」の町の近くに、自費出版や少部数印刷でも引き受けてくれる会社が! HPの問い合わせ欄に「漠然とした問い合わせ」をメールすると、その日のうちに返信が!!

年が明けて、いよいよWTKを本気でつくることになり、私は天気のいい日の午後、昼食と「気になっていた印刷会社」の外観を見るためにチャリンコで松陰神社まで。そして辰屋でガツンと腹を満たしていたせいか、パワーが出てきて「すいません、こちらの会社って...」と“飛び込み”。突然の訪問に対応してくれたのは(株)啓文社社長・入江啓文さんでした。

ページ数、部数、そして予算程度しか伝えられなかったのですが、入江社長からは「なんとかしましょう」との返事。私たちがやろうとしていることに理解を示してくれたこと、そして「この人がつくってくれるんだ」という気持ちになれたことが嬉しかったです。

3月上旬、レイアウトがほぼ完成し、アートディレクターの有北眞也さん、通常業務では本の装幀も手掛けている浅生ハルミンさんとともに、ふたたび啓文社へ。入江社長との約1時間の打ち合わせで、使用する紙や入稿方法について確認しました。そこで贅沢を言えばきりがないので、あくまでも、当初の予算内での工夫。じつは最初に入江社長に会ったときよりページ数、写真点数が増えていたのですが、それでも「なんとかしましょう」という入江社長の返事は変わらなかったのです。

それから製本されたWitchenkareが届くまでは、いま思えばあっという間だったな。私のところには発送日に、啓文社さんが直接届けてくれました。

Vol.14 Coming! 20240401

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