ウィッチンケアvol.3は「字だらけ」の本ですが、しかし、22名寄稿者のテキストすべてとタメ張って小誌の存在感を示しているのが徳吉久さんの写真。
「タメ張ってる」は正しくないかな。テキストも写真もそれぞれ独立(インディペンデントな)作品で、それらを編集作業で(強引に!?)ひとつのものにまとめあげた結果が、本としてのWitchenkare vol.3なのです。
大雑把に言うと、通常業務では、有北さんと徳吉さんは「ビジュアルの人」で私は「字の人」。この3人が、寄稿者のテキストを受け取った後に相談してレイアウト作業をします。その際の写真/エディトリアル・デザイン/テキストの関係は...これを決定するのも小誌制作の醍醐味、でして。順番としては、まず字、でも絵解きするわけじゃないし、かといって画像と意匠と字が反目し合ったら元も子もないし、等々(ときどきもめるんですw)。
写真/エディトリアル・デザイン/テキスはもちろん親和性を保っていますが主従関係ではなく、かといって蜜月でも馴れ合っているわけでもな
く、でも(しつこいですが)タメ張り合うわけでもなく私的に一番近い感覚は「同じマラソンレースで並走している」...とにかく目指す
ゴールは一緒ってこと。
今号では私の判断で、掲載写真のすべてを徳吉久さんの作品としました。小誌のために撮り下ろしてくださった作品も多数あります。小さくしか扱えなかったり、トリミングしたり...いろいろ無理を言いましてスミマセン! ということで、今号に掲載される写真を1枚、ここにもフルでアップします。
Vol.14 Coming! 20240401
- yoichijerry
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