2011/02/19

行程から工程へ、そして作業環境


さきほど私の手元から、Witchenkare vol.2の全コンテンツが一時的に離れました。現在はAD、そしてエディトリアルデザインの実務もてがけてくださっている有北眞也さんのところで、「文字校正」での赤字箇所をがんがん修正中(膨大で細かい作業、ありがとうございます!)。

その後、全コンテンツは新幹線にも飛行機にも高速道路にも乗らずに神戸へと向かいます。神戸にはウィッチンケア Vol.2寄稿者のひとりでもある大西寿男さんがおり、週明けには有北さんから送られた全コンテンツをその両眼でザザーッ、と見てくださるのです。

大西さんの目に発見された「全コンテンツ内に棲息する“大きなバグ”」は、紙に記録されてクロネコヤマトメール速達便で私のもとへ。さらにその後、私と有北さんとでできるかぎりバグを退治し、もう一度寄稿者の皆様のもとへ念校として送られます。

そしてそこでの確認でOKが出たものから、順次、入稿用データとしての最終微調整がなされ...校了へと。そこより先は、行程というより工程という字のほうが似合うのかな。

ここしばらくの私のデスクまわりは「師走の鉄火場」(なんだそりゃ?)のように熱を帯びていましたが、しかし、ぱっと見は、掲載写真にときたまA4用紙やコーヒーカップ(やピーナッツ等)が加わるようなもの。編集作業の環境もどんどんさらっとしたものになります(って、去年も感じて書いたことか...)。

最終的に200ページを越えたWTK2ですが、四半世紀前なら、この量の作業を遂行するには所謂「タコ部屋編集室」が必要だったと思います。携わる人間の数も、私ひとりじゃ無理だったろうな、たぶん。Faxやワープロはもうあったけれど、でも校正紙、封筒、ペン、電話、人が多ければ作業台、コピー機。腹減ればカップヌードル、泊まり込み人員の着替え、考えれば考えるほど...ものや人間が必要だった。

いやあ、便利になった、とも言えるけれど、でもそのぶんだけ「便利じゃなかった」に付帯していた“仕事”(やおカネ)が世の中からどんどんなくなったんだな、と思います。原稿用紙、封筒、名刺、とにかく紙いらない、電話しない、NTTの電話番号案内オペレータ全然いらない、バイク便もいらない、業務や人間関係のストレスで飲みにいくこともない、交通機関使わない、と...不況にもなるよなぁ、便利社会。そしてタコ部屋だともしかして恋愛とかも自然発生して、少子化社会対策にも...あはは、完全におっさん的発想。

とにかく週末〜週明けは、有北さんと大西さんにエールを送らねば! そして寄稿者の皆様、最後の念校、どうぞよろしくお願い致します。おそらく2月23日(水曜日)〜25日(金曜日)には送付致しますので、24時間以内を目途にご対応ください〜。

Vol.8 Coming! 20170401

自分の写真
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