2017/03/16

長谷川町蔵さん、久保憲司さんイベントのまとめ

1月末にタバブックスからウィッチンケア文庫シリーズとして刊行された、「あたしたちの未来はきっと」と「スキゾマニア」。先月はこの2冊発行を記念したイベントがふたつ開催されました。

  

ぜひ当ブログで報告を、と思いつつ、もうすぐ発売する第8号の〆切時期と重なっていてぼやぼやしているうち、すでにネット上には素晴らしいレポートが! というわけで、屋上屋を架すことはせずリンク先の紹介、そしてちょっとしたスピンオフ話でも。


『あたしたちの未来はきっと』『スキゾマニア』(タバブックス)同時刊行記念
長谷川町蔵 × 久保憲司トークイベント
2017年2月26日 (日)/青山ブックセンター本店
http://www.aoyamabc.jp/event/witchenkare/

■タバブックスさんが<ウィッチンケア文庫シリーズ>サイトで紹介してくれました(司会は「クロスビート」で二人の担当だった美馬亜貴子さん)。

http://bit.ly/2n2uWTt
http://bit.ly/2mM7Dep

そして、イベント参加者のid:tomosunriseさんのブログも、とても読み応えがあるものです。どうもありがとうございました!
http://bit.ly/2mw0bSR




【スピンオフ話1】
久保さんが「唯一言っておきたいのは、90年代の飲尿法がどんだけバカだったかってことです」と発言していますが、じつは私も当時、とある集まりで作品の登場人物からかなり熱心に奨められた経験あり。その時はとにかく「できないったらできない」と拒んでいたのですが、とても弁の立つ人で、「なぜできないのか?」と明け方まで追い詰められ、つらくなって周囲にいた数名にすがる思いで「だって、ねえ」と助けを求め...そこで初めて、自分以外の全員が実践者であることが判明(...そのくらい流行していた!?)。あー、ことの是非はともかく、あの時生まれて初めて、孤立というのがいかに怖ろしいものなのか知りました。なんとか頑張ってその場を切り抜け、けっきょく体験しないまま生き存えていますが、いまでも謎のブーム。


「小説で描く東京女子の生きざま」
『あたしたちの未来はきっと』刊行記念
長谷川町蔵 × 山内マリコ
2017年2月28日 (火)/本屋 B&B
http://bookandbeer.com/event/20170228_tokyogirl/

■サイゾーウーマンさんに詳しくご紹介いただきました。どうもありがとうございます!
http://www.cyzowoman.com/2017/03/post_131503.html




【スピンオフ話2】
当日は超満員。映画に詳しいお二人の対談らしく、作品に登場する人物の設定モデルについての話もかなり盛り上がりました。具体的な名前として挙がったのは、たとえばディラン・オブライエン、キルスティン・ダンスト、アナ・ケンドリック、カット・デニングスetc.。ハリウッド勢だけでなく、石川秀美や山瀬まみがモデルになった人も、とのこと(...読んだ方はきっと思い当たるはず!?)。青春群像小説/サバービア小説としてだけでなく、映画へのオマージュや選曲のセンスに注目しても楽しめる作品であることが、あらためて実感できた対談でした。


               ★


そして、長谷川さんと久保さんの書き下ろし新作(どちらも上記2冊の続編的内容)が読めるウィッチンケア第8号は、4/1発売。アマゾンでの予約もすでに始まっていますので、みなさまどうぞよろしくお願い致します!

http://amzn.to/2n9HWaB



Vol.14 Coming! 20240401

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yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare