いよいよ今度の日曜日は、第61回西荻ブックマークでの「インディーズ文芸誌のつくりかた」。なにを喋ろうかな、と考えています。
...あんまり「自分のこと」は語らないようにしよう、と思っているんです。私は元来自意識の塊のような人間ですが、当日はあくまでも、「もの(誌)としてのウィッチンケア」の話でいこう、と。オレはこんな思いでつくってるんだぜぇ、ってなことも混ざっちゃうとは思うんですがw、とにかく2年前の創刊からいままで、どんなことがあってどんなふうに試行錯誤してどんなふうにいまだ暗中模索しているのかを、淡々と語ってみようと。そんな話が、もし今後「私も自分の誌をつくってみよう」と考える人の参考にでもなれば、嬉しい限りです。
当日は2部構成で、前半の数十分は「Witchenkare」について、創刊時からいろいろアドバイスをいただいている木村重樹さんとともに話してみる予定。後半は、まずゲストの辻本力さんに「生活考察」について語ってもらい、その後3人で、諸々(お客様との質疑応答にもなるべく時間を使いたい)。
私も辻本さんも「個人誌である」という認識は共通しているので、あまり「誌の概念」(ソフト面)みたいなことの話にはならないと思います。個人誌なんだから、おたがい、好きにつくればいいよね、という感じ。それより、たとえば販売方法や在庫管理など、ハード面の苦労話(じつに苦労が多いんですYO!)なんかを赤裸々に喋っちゃうと、「インディーズ文芸誌のつくりかた」というイベントのテーマにふさわしいのではないか、と。ネットやSNSとの関わりかたも、重要かもしれません。
...といろいろ考えているうちに、当日はなるべく封印しようとしている「オレはこんな思いで」の部分を書きたくなってきちゃったので、ちょっとだけ。
私にとっての「ウィッチンケア」は旅行というか実験というか、そういう感じのものです。いったことのない場所にいってみるとか、やったことのないことをやってみる、とか。好きな雑誌があって、私もその雑誌に書いたり一緒につくってみたい、という気持ちになったこともあるけれど、でも、そういう思いの先には「自分もその好きな雑誌のようなものを自分でつくってみたい」がありまして...ご静聴ありがとうございました!
人前で話したことなどほとんどありませんが、またとない機会なので頑張ります。みなさまぜひお越しください!!
Vol.14 Coming! 20240401
- yoichijerry
- yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare